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4/25  題詠「母」・鑑賞&批評「食」
投稿日 : 2019/04/19(Fri) 07:14
投稿者 フミコ
参照先
 H.31.4.25 (木)        

鑑賞&批評 「食」
題詠    「母」       
出題     たかしさん         
          
★   ★   ★   ★   ★  

鑑賞&批評 「食」 詠草 一覧

鑑賞&批評

1. 盛り付けも味色彩もよき和食料理人の彼作曲家なり  さらら

2. 栗を植えキウイ植えたり実がなりて食べらるる頃われは如何なる  たかし

3. 防災や減災などと情報は食傷するほど多きと言へど  ひさお

4. 粥も否首を振る姑そら豆のポタージュスープひと匙食べる  ひらら

5. パン食が広がる日本の食卓に追い打ちかける減反廃止  ひろゆき

6. 帰り際も一度見つめるお子様ランチ「いま食べたのとなんだかちがう」  フミコ
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Re: 4/25  題詠「母」
投稿日 : 2019/04/25(Thu) 18:34
投稿者 たかし
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戦争の一度もなかりし平成に空母に改修さるる護衛艦
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Re: 4/25  題詠「母」・鑑賞&批評「食」
投稿日 : 2019/04/25(Thu) 18:08
投稿者 ひらら
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題詠 「母」詠草

 日本語の流暢なるバイトの娘父母の母国語苦手とうつむく  ひらら
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Re: 4/25  題詠「母」・鑑賞&批評「食」
投稿日 : 2019/04/25(Thu) 18:02
投稿者 さらら
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杣川のさくら並木を愛でし母戦時に育む九人の吾子を  さらら
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Re: 4/25  題詠「母」・鑑賞&批評「食」
投稿日 : 2019/04/25(Thu) 12:51
投稿者 ひさお
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母あらば謝りたきことあれこれと思ひおこされ顔火照りくる  ひさお
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Re: 4/25  題詠「母」・鑑賞&批評「食」
投稿日 : 2019/04/25(Thu) 12:48
投稿者 ひさお
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題詠 「食」 感想・批評

1. 盛り付けも味色彩もよき和食料理人の彼作曲家なり  さらら
和食料理人にして作曲家の彼への賛歌。
彼の職業は和食料理人で、作曲もされる。作者はときどき
彼の料理をいただき,味・色彩・盛り付けに満足している。

2. 栗を植えキウイ植えたり実がなりて食べらるる頃われは如何なる  たかし
栗もキウイも植えて、実のなるのを楽しみにしている。実を食べるころに
は、自分はどのような状況になっているだろうかと想像してみる。
栗もキウイも3年ほどで実がつくので、それほど先のことではない。
生活面では相変わらず元気で活躍中であろう。

3. 防災や減災などと情報は食傷するほど多きと言へど  ひさお

4. 粥も否首を振る姑そら豆のポタージュスープひと匙食べる  ひらら
食の細くなった姑を心配しての作品。スープをひと匙食べて
くれたことがうれしい。
「否」と「首を振る」は同じことを意味しているので、どちらか
を省略できるように思う。

5. パン食が広がる日本の食卓に追い打ちかける減反廃止  ひろゆき
「パン食が広がる日本の食卓」:米の消費量減少。
「追い打ちかける」:逃げる敵を追い討つこと。この作品の場合、米の
         消費量のより一層の減少をもたらすこと。
「減反廃止」:減反政策は米の生産量を制限するための政策。米余りによる価格低下
       を防ぎ生産者を保護する狙いがあった。それを平成18年から
       やめることにしたのが「減反廃止」。表向きは米の生産量が増えて
       米の価格は下がるはず。しかし農家保護のため飼料用米などを作ると
       多額の補助金が出るので、実際には米の生産量は増えず、価格は
       高止まりである。
以上のことを前提に、この作品を読む。作者の言いたいことは、減反廃止でも
米の価格が高止まりなので、米の消費量は益々減少してしまう。このような政策では
米の消費量が回復しないではないかと批判しているのであろう。
ちょっと回りくどい批判である。


6. 帰り際も一度見つめるお子様ランチ「いま食べたのとなんだかちがう」  フミコ
レストランで食事。お孫さん(?)はお子様ランチを食べた。そして
帰り際、店のショウウィンドウのお子様ランチの見本を見た孫は、
自分の食べたランチと異なっていることを発見した。何かが足りなかった
か、あるいは中身に別の物が入っていたのか。よく気がつきましたね。
違いに気づいた孫を頼もしく思っている作者。
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 題詠「母」
投稿日 : 2019/04/25(Thu) 09:46
投稿者 ひろゆき
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近隣の親しき仲間母たちの旅行写真に地域を思う
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鑑賞&批評「食」
投稿日 : 2019/04/25(Thu) 09:39
投稿者 ひろゆき
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1. 盛り付けも味色彩もよき和食料理人の彼作曲家なり  さらら
結句から、料理の具の色彩、盛り付けもさぞかし食欲を駆り立てる和食なのであろう。和食料理人とされているのは作曲家の副業なのだろうか。「料理する彼」として”人の彼≠ニして言葉の重複を避けたいのですが。

2. 栗を植えキウイ植えたり実がなりて食べらるる頃われは如何なる  たかし
この歌からは栗・キウイの結実時間を知っておられたのかどうか不明にしても、平均寿命からは大丈夫と確認しながら、頻繁に起こる自然と人間による災害があることを認知されての歌だと思う。実はお口に。

3. 防災や減災などと情報は食傷するほど多きと言へど  ひさお
風水害及び地震に対して被害を最小にとどめるためと声高く国は繰り返す。だが、肝心の公共事業としての河川、山岳管理に係る流路の変更、植林は国民の協力があってと生活変化を予断すらしない。”ど&#8222;に諦観か。

4. 粥も否首を振る姑そら豆のポタージュスープひと匙食べる  ひらら
生体維持のために食道を通る食べ物をと工夫され、昔日からの粥をと口元へ運べば拒否、かって食したことのあろうポタージュスープを食べる。結句に、日日介護の中での作者のすこしの安堵が伺える。

5. パン食が広がる日本の食卓に追い打ちかける減反廃止  ひろゆき

6. 帰り際も一度見つめるお子様ランチ「いま食べたのとなんだかちがう」  フミコ
レストランへ入るときに見て決めたランチと違うと食感・質と量、敏感な子どもさんが感じてもう一度確かめた。確認後は? ショーウィンドーの見本を変えないままにして・・・。似非商法?
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題詠「母」
投稿日 : 2019/04/25(Thu) 08:52
投稿者 フミコ
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母さんの顔、声、体温知りません時来たりなば見つけてください  フミコ
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