投稿日　２０２３．４．２１（金）
投稿者　ひさお
参照先　　
　　　　２０２３．４．２７（木）　題詠「狙う　狙ふ」　鑑賞「隣人」
　　題詠　「狙う　狙ふ」
　　鑑賞　「隣人」
　　出題者　ひららさん

１．隣人が頂き物のおすそ分け韓国巻き寿司瓶入りねぎ味噌　　さらら

２．ウクライナとロシアの民衆心根は隣人同士仲良くしたきぞ　　ひらら　　　

３．「よいオモチャ」言いて立ち去る車椅子の隣人わが庭いじり見ていて　　たかし

４．隣人と言へど名も顔も知らぬ人少なからず一筋違へば　　ひさお

５．木蓮のつぼみふくらむ春隣人の声して夜を遠ざかる　　ウプラ

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年の瀬にジヤンボ宝くじ買はむかな狙ふは一つみんなと同じ　　ひさお

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１．隣人が頂き物のおすそ分け韓国巻き寿司瓶入りねぎ味噌　　さらら
　隣人が他の誰かからもらわれた物を作者におすそ分けしてくれた。
それが韓国の巻き寿司と瓶入りねぎ味噌であった。普段は食べないめずらしいものだ。

２．ウクライナとロシアの民衆心根は隣人同士仲良くしたきぞ　　ひらら
ウクライナとロシアの戦争はいつどのような形で終わるのだろう。攻め込まれているウクライナの被害は大きくなるばかりだ。
ロシアのウクライナ侵攻の根源には、NATOの東方拡大があるので、終息には世界的な政治の動向がどのようになるかに左右される。
今回のロシアの侵攻により、ウクライナ側は当分ロシアを隣人とは考えられないだろう。
　　　
３．「よいオモチャ」言いて立ち去る車椅子の隣人わが庭いじり見ていて　　たかし
作者がいかにも楽しそうに庭いじりをしているのを見た隣人が、「よいオモチャ」と言った。
その隣人は車椅子に乗っているので庭いじりはできないと思われる。
「よいオモチャ」と言ったのは作者への親しみを込めたのであり、一方自分にはできない口惜しさという面もあるようだ。

４．隣人と言へど名も顔も知らぬ人少なからず一筋違へば　　ひさお

５．木蓮のつぼみふくらむ春隣人の声して夜を遠ざかる　　ウプラ
隣人はどのような声を出して通り過ぎたのだろうか。「木蓮のつぼみがふくらんできたよ」と言ったのかもしれない。
ふくらんできた木蓮のつぼみ、春の夜、遠ざかっていく人　　これらの設定がうまくできているので詩情が感じられる。
３句と４句が句またがりになって複雑だ。「春」はあえて言わなくてもいいように思う。
「木蓮のつぼみふくらむ朧夜に隣人の声遠ざかりゆく」ではどうだろうか。

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次回お題

　青葉

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健全化を狙いたりしが性急過ぎ他者傷つけて不健全となる　　たかし

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ひさおさん、ありがとうございます。
好日大会が６月１５日ということですが、大会のために何をするかということも今思い浮かばないので、
とりあえず、直前の６月８日だけを休みにしておきませんか。
そうしますと、６月は
１日・２２日・２９日の３回となりますが・・・
私の知らない用事があるのかも知れません。みなさん、他にご意見あればお書き下さい。

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たかしさんへ
題詠は５月が休みのため、４月２７日の次は６月１日となります。
６月１５日は好日大会のため題詠は休みになると思います。
６月８日、２２日、２９日はいかがいたしますか。
８日と２２日は休みますか。その場合６月は１日と２９日の２回実施となります。

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たかしさんへ
スレッドの微調整をしていただきありがとございます。

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