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4/18 題詠「食」&鑑賞&批評「車」
投稿日 : 2019/04/12(Fri) 13:44
投稿者 フミコ
参照先
 H.31.4.18 (木)        

鑑賞&批評 「車」
題詠    「食」
出題     さららさん      
          
★   ★   ★   ★   ★  

鑑賞&批評 「車」

1,若き日の許せぬ夫の「できごころ」 仕置きはスポーツ車ブルー・メタリック  フミコ

2,五十年前のわが自転車は堅固なりタイヤ替えたり買出しの共に  さらら

3,若き日の二年間ほど織物に凝りて糸車を三台こさえし  たかし

4,二人子の並びて座る乳母車を押し行く人よたくましきかな  ひさお

5,車椅子押されいる母散る花に片手差しのべ見納め桜と  ひらら

6,自転車の保有率示す日本一琵琶湖が有りてその一周を  ひろゆき
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ひさおさんへ
投稿日 : 2019/04/24(Wed) 09:45
投稿者 ひろゆき
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滋賀県は1世帯に2.6台の自転車を持つ。琵琶湖の周遊道路の整備と
県面積に占める大きさにより通勤通学の用具として、また、琵琶湖の持つ
観光価値を含む水産魚の経済資源として。
もうひとつは、琵琶湖周遊路の整備に相まって自転車ツァーによる1周走破と
いうイベントが開催されているなど自転車と琵琶湖は深い関係をもっていると
の私の勝手な価値判断により短歌?としました。
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Re: 4/18 題詠「食」&鑑賞&批評「車」
投稿日 : 2019/04/21(Sun) 19:52
投稿者 ひさお
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4. 二人子の並びて座る乳母車を押し行く人よたくましきかな  ひさお

ひららさん、フミコさん、たかしさん、それぞれ温かいコメント
をいただきありがとうございます。
ひららさんはご自分が双子を育てられたのですね。

 今日は午前中、滋賀県歌人協会の年刊歌集『湖の風』を読む会
に出席。私のグループは6名の会員に選者が2名ついていただき、
充実した歌会でした。
 午後の総会などは、よくないことですが、詩吟の大会の方へ
行かせていただきました。ハートピア京都で9時半から行われて
いたものです。毎年4月の第3日曜日に開催されています。
詩吟大会に出席はしましたが、自分の出番が済んでしばらくして
早退させてもらいました。
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Re: 4/18 題詠「食」&鑑賞&批評「車」
投稿日 : 2019/04/21(Sun) 16:20
投稿者 ひらら
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ひさおさんへ 
双子の乳母車の作品。
双子によらず子育て中の人に対する作者の眼差しが何より嬉しく敬意を表します。
私 次女三女が双子。皆さんに大変ねと声をかけてもらいました。生まれる前は不安でしたが 皆さんの励ましと 双子達は共育ちするのです。二度一度で済む手間もあり楽しい事が多くて今は得した気持ちです。
応援歌 m(_ _)mです。
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Re: 4/18 題詠「食」&鑑賞&批評「車」
投稿日 : 2019/04/21(Sun) 15:58
投稿者 フミコ
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ひさおさんへ

「飛躍がほしい」などと生意気千万なことを書きました。
いいと思う結句を...と言われ、はたと困りました。
さあというと出てこない。
批評をするには裏付けになる批評力ががなければダメだとつくずく気がつきました。

そこで油汗がわりに思いついたことをあれこれ連結させてみても原歌を
超えるとも思えない。

降参です。

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Re: 4/18 題詠「食」&鑑賞&批評「車」
投稿日 : 2019/04/21(Sun) 07:35
投稿者 たかし
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ひさおさんへ、
私は「たくましきかな」で問題ないと思いました。
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Re: 4/18 題詠「食」&鑑賞&批評「車」
投稿日 : 2019/04/19(Fri) 20:19
投稿者 ひさお
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4. 二人子の並びて座る乳母車を押し行く人よたくましきかな  ひさお

 批評をいただきありがとうございます。
結句「たくましきかな」について、さららさんは観念的、フミコさん
は飛躍がほしいと批評していただきました。
これらについて、よく考えてみます。
双子を並べて乳母車に乗せているのを見ることが、ちょくちょくあり
ます。それがお母さんであれお父さんであっても、大変な子育て
をやっておられるのだと、敬意を表してしまいます。
「たくましきかな」よりいい表現を思いついた人は教えてください。
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Re: 4/18 題詠「食」&鑑賞&批評「車」
投稿日 : 2019/04/19(Fri) 20:01
投稿者 ひさお
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6,自転車の保有率示す日本一琵琶湖が有りてその一周を  ひろゆき

 自転車の保有率が日本一はどの県か知りません。この作品で作者は
 琵琶湖のある滋賀県が日本一と言いたいのではないかと想定し
 的を射ない批評をしてしまいました。
 ところで、この作品で作者は何を言いたかったのですか。今日
 お書きになったコメントを読んでもまだわかりません。
 しつこいようですが、できれば、作者の意図したことを教えて
 いただけませんか。
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鑑賞&批評「車」について
投稿日 : 2019/04/19(Fri) 10:42
投稿者 ひろゆき
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まずお詫びを。
今回、詠草番号がついていず、読みづらい思いを皆様にさせました。編集いただくまでそのようなことが起きているとは知らず、失礼もし、お詫び申し上げます。

まず、私の歌への鑑賞・評を自分なりに総括しますと…率の歌詠みは難しい、すべきでないと思いました。

ひららさん、たかしさんは日本一は京都ではないかと述べられ、たかしさんはどういう意味を持っているのかとも評されました。
さららさんは自動車なのか自転車なのかとも。さららさんの歌の番外として、今の自転車ではないですが、タイヤ、チューブを何回も取り換えて乗っていました。今も修理一式があります。とくに、後輪の取り換えは大変でした。
今使用している自転車はタイヤ・チューブがよくなつたのか、自然に回復するようで再びはないと思っていますが。
フミコさん、琵琶湖一周はしていません。今のようにサイクリング車が普及していず、まず蹴上の坂でフーフーでした。ドロップハンドルの自転車は次男が京大自転車部からお古をもらったものです。(大学は違います)
ひさおさん、評・ご指摘ありがとうございました。十分わかります。でも、文章語になってしまわないでしょうか。やはり、…率に関する短歌はすべきではない、また本来持つべき詩情もない、産まないとつくづく思いました。

歌は、新聞に掲載された文章からです。いつのころだったか忘れましたが今年になっての記事です。滋賀県は、自転車の1世帯当たりの保有数で、琵琶湖があり、また、道路も良くなり、その1周の楽しみが寄与しているのではないかと、の記事からの記憶からです。調査時日は憶えていません。

余話
 競輪用の自転車を同じ息子が同部から借りてきました。さすがに怖くて・・・。まず、ブレーキがありません。ペタルの逆回転で止めるのです。家の前の道路で50メートルも乗ったでしょうか。50歳前半のころでした。
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Re: 4/18 題詠「食」&鑑賞&批評「車」
投稿日 : 2019/04/18(Thu) 15:21
投稿者 さらら
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盛り付けも味色彩もよき和食料理人の彼作曲家なり  さらら
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Re: 4/18 題詠「食」&鑑賞&批評「車」
投稿日 : 2019/04/18(Thu) 15:14
投稿者 ひらら
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1,若き日の許せぬ夫の「できごころ」 仕置きはスポーツ車ブルー・メタリック  フミコ
 若い日の夫へのお仕置きのエピソード。ほろ苦くほほえましい。
2,五十年前のわが自転車は堅固なりタイヤ替えたり買出しの共に  さらら
 メンテナンスをして50年丈夫な自転車。日々の暮らしの友である。上句と下句をひっくり返して詠むと上句の言葉が滑らかになるように思えます。
3,若き日の二年間ほど織物に凝りて糸車を三台こさえし  たかし
 織物にも挑戦。糸紡ぎ 糸車作りから。糸車に 郷愁をかんじる。こさえし は こしらえし ではないでしょうか?

4,二人子の並びて座る乳母車を押し行く人よたくましきかな  ひさお      
 並んでいるので双子で 双子育ての母親への応援歌。双子育ては大変だが よろこびは2倍 二乗以上ですよと声をかけたくなります。
 
,車椅子押されいる母散る花に片手差しのべ見納め桜と  ひらら

6,自転車の保有率示す日本一琵琶湖が有りてその一周を  ひろゆき         
 統計がでてくる。上句の日本一は滋賀県かととっていたら 京都とのこと。琵琶湖一周の思い出なのでしょうか。今は道路も良くなり びわいち 琵琶湖一周の自転車の人が多い湖周道楽です。
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Re: 4/18 題詠「食」&鑑賞&批評「車」
投稿日 : 2019/04/18(Thu) 14:52
投稿者 さらら
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次回のお題  母
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Re: 4/18 題詠「食」&鑑賞&批評「車」
投稿日 : 2019/04/18(Thu) 14:49
投稿者 さらら
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1 若き日の許せぬ夫の[できごころ]仕置きはスポーツ車ブルー・メタリック フミ

若き日のご主人はよく持てたのだろう。「できごころ」とひらかなの表記で救われる。ブルー は青色 憂鬱な気分 メタリック金属的など結句がお仕置きの複雑な気分を現す。

2,五十年前のわが自転車は堅固なりタイヤ替えたり買出しの共に  さらら

3,若き日の二年間ほど織物に凝りて糸車を三台こさえし  たかし
何事にも好奇心を持ちとことん追求され実践される作者の一面を見る。こさえしは身の丈に合う3台の素朴な糸車に馴染んでいる。

4,二人子の並びて座る乳母車を押し行く人よたくましきかな  ひさお
二人子 人と歌われる.双子 女性とするところですが 現在は男性も押している
結句の一工夫 観念的でやや惜しい。

5,車椅子押されいる母散る花に片手差しのべ見納め桜と  ひらら
晩年の母との桜見物 見納め桜とつぶやく一言が切なく辛い。車椅子に助詞はいるかな〜

6,自転車の保有率示す日本一琵琶湖が有りてその一周を  ひろゆき
自転車の保有率が日本1初めて知りました。大津市内を走るバスなど見かけなくなり
自家用か自転車で移動しているんでしょうね。
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Re: 4/18 「車」鑑賞&批評
投稿日 : 2019/04/18(Thu) 14:45
投稿者 たかし
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1,若き日の許せぬ夫の「できごころ」 仕置きはスポーツ車ブルー・メタリック フミコ
 「浮気」とか言わずに「できごころ」というところ。
 「代償」とか「償い」と言わずに「仕置き」というところ洒落ている。
そしてその仕置きはスポーツカー一台であるというのが、仕上げになっている。
驚き!!そしてお見事。

2,五十年前のわが自転車は堅固なりタイヤ替えたり買出しの共に さらら
 昔とても頑丈な自転車があったのを覚えている。
 タイヤ太く。頑丈な荷台、50キロぐらいの荷物を載せてもへっちゃら。
その分、押して動かすには重たかった。
この自転車は現在も健在で、タイヤを替えたのは最近のことなのか。
それとも全てが五十年前の「思い出」なのか。どちらなのかと思いました。
前者ならば原作どおり「五十年前のわが自転車・・・・」でよく、
後者ならば「五十年前自転車は堅固なり・・・」でいいと思う。
 また「買出しの共に」は「買出しの友に」なのではないか?

3,若き日の二年間ほど織物に凝りて糸車を三台こさえし  たかし

4,二人子の並びて座る乳母車を押し行く人よたくましきかな  ひさお
 二人の子供を(赤ちゃん)を左右に並んで乗せるタイプの乳母車があります。
 多分この二人子というのは双子の子供だと思う。
 それを押してゆく人(お母さん)を見た作者は「たくましきかな」という感想を述べるが、
 この感想には、目の前を押している姿の背後に、
 毎日この二人の子の世話をしている母親の姿が目に浮かんでいるのだ。
 いっぺんに二人の赤ちゃんを育てる人のたくましさを感じて、応援の気持を含めて詠んでいる。

5,車椅子押されいる母散る花に片手差しのべ見納め桜と  ひらら
 桜の花の散る様子に片手を差し伸べている母、その母は車椅子に乗って押してもらっている。美しい情景です。
 車椅子を押しているのは作者なのではないか。
 「押されいる」という表現、必要でしょうか?「車椅子の母は」でいいのでないか。
 また「見納め…」という言葉、言った方がよかったかどうか。過剰に感じる。
 「車椅子の母・・・」から歌い出し「・・・片手差し伸ぶ」と、
「描写」のみで表したらどうだったか、と思った。

6,自転車の保有率示す日本一琵琶湖が有りてその一周を  ひろゆき
 自転車保有率日本一の県は京都府の様です。
 京都の隣が琵琶湖のある滋賀県なので、この様に歌われたと思われる。
 またもしかしたらこの「日本一」は琵琶湖に対して冠せられた言葉なのかも知れない。しかしそう思っても「示す」はどういう意味で使ったのか分からない。
推敲の余地ありと感じた歌。
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鑑賞&批評「車」
投稿日 : 2019/04/18(Thu) 10:32
投稿者 フミコ
参照先

鑑賞&批評 「車」 詠草 一覧

1. 若き日の許せぬ夫の「できごころ」 仕置きはスポーツ車ブルー・メタリック  フミコ

2. 五十年前のわが自転車は堅固なりタイヤ替えたり買出しの共に  さらら
昔のタイヤは強かった。
スマートではないけれど、修理しながら長く使えたものだし、また大切にした。
放置自転車など存在しなかった時代。
買い出しのお供に強い味方だったのでしょう。

3. 若き日の二年間ほど織物に凝りて糸車を三台こさえし  たかし
凄い! 織物もなさる。西村織とか、たかし織が世に出なかったのは惜しい気がします。
凝りに凝る作者。まさか、糸車もオリジナルですか?

4. 二人子の並びて座る乳母車を押し行く人よたくましきかな  ひさお
乳母車を押す力のことを言っておられるのではないと思います。
幼いこどもの痛ましい事件が頻発する世相の中で、頑張っている母親への賛歌だと思います。結句になにか飛躍が欲しいナという気も。

5. 車椅子押されいる母散る花に片手差しのべ見納め桜と  ひらら
押しているのは作者でしょう。
穏やかでうつくしい日本の親子。
見ていてしみじみとする絵のような光景。
見納め…と言われるとドキッとしますね。

6. 自転車の保有率示す日本一琵琶湖が有りてその一周を  ひろゆき
さすがデータに強い作者。
いろいろな日本一があるんですね。
その自転車で琵琶湖一周をされたのですね。
これからの季節、また何人もの若者を見かけて応援したくなります。
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Re: 4/18 題詠「食」&鑑賞&批評「車」
投稿日 : 2019/04/18(Thu) 10:29
投稿者 ひらら
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題詠 「食」

 粥も否首を振る姑そら豆のポタージュスープひと匙食べる  ひら
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