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題詠「頑」・鑑賞&批評「一杯」
投稿日 | : 2020/12/11(Fri) 09:13 |
投稿者 | : ウプラ |
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♪ 「たどたど」スケジュール ♪
題詠 「頑」
鑑賞&批評 「一杯」
出題当番 ひさおさん
鑑賞&批評 「一杯」
1.西部劇やSF映画で容量一杯わがDVDレコーダー常に たかし
2.連なれる屋台の一つに吸ひ込まれ一杯ひつかけラーメン啜る ひさお
3.一杯だけ飲み干すようと囃されて涙ぐみたり二十歳の宴 ひらら
4.一杯の朝の紅茶に一坏(ひとつき)の夕べの酒に挨拶をする ウプラ
5.ゴー・トウの北陸の旅ご馳走の一杯並び三日目は飽く さらら
6.居酒屋で見知らぬ人と一杯を遠き日思う今の年齢 ひろゆき
Re: 題詠「頑」・鑑賞&批評「一杯」
投稿日 | : 2020/12/19(Sat) 08:03 |
投稿者 | : たかし |
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おはようございます。みなさまご批評ありがとうございました。
1.西部劇やSF映画で容量一杯わがDVDレコーダー常に
ひさおさんに指摘されましたが、字余りでリズム良くない。
リズムが悪いとすっきりしません。
リズムが良い歌とリズムが悪い歌と今回はよく感じました。
Re: 題詠「頑」・鑑賞&批評「一杯」
投稿日 | : 2020/12/19(Sat) 01:03 |
投稿者 | : ウプラ |
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こんばんは
皆さん、ご批評ありがとうございました。
一杯の朝の紅茶に一坏の夕べの酒に挨拶をする
「感謝」というような殊勝で立派な気持ちではないのですが、朝には朝の夕べには夕べの気分があって、たかしさんがいうように、どんな挨拶かもう少し違う言葉でさがしてみます。難しいね。でも楽しい。
ひさおさんの作品は皆さん良いと書かれているから、そのままでいいと思いますよ。毎回ベストというわけにもいかないしね。私は欲張りなので、もうひとつ何かほしいなぁと思うわけですが。難しいね。
さて、「たどたど」も次回で今年の最後です。
皆さん、良い作品とご批評をおまちしておりますよ〜。
Re: 題詠「頑」・鑑賞&批評「一杯」
投稿日 | : 2020/12/18(Fri) 19:30 |
投稿者 | : ひさお |
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2.連なれる屋台の一つに吸ひ込まれ一杯ひつかけラーメン啜る
ウプラさんからよりよくするためのアドバイスをいただきました。
「吸ひ込まれ」の受動性がとぼけていて、面白い。
下句はそのまんまぽくて、もうひとつなにかほしい。
むつかしいね。「一杯」は残すと関連で「ひっかけ」も残る。
「ラーメン啜る」を何かにかえると、どうなるか。まだいい案が浮かびません。
昭和37年、38年ごろには名古屋の広小路に何十軒という屋台が営業していました。ところが東京オリンピックのため、きれいな街にしなければということで、39年には屋台は消えてしまいました。昭和40年春には転勤になり、その後の名古屋のことはわかりません。赤味噌のおでんがおいしかった。
鑑賞&批評「一杯」お礼
投稿日 | : 2020/12/18(Fri) 11:19 |
投稿者 | : ひろゆき |
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6.居酒屋で見知らぬ人と一杯を遠き日思う今の年齢 ひろゆき
皆様からの鑑賞・評、ありがとうございました。
皆様それぞれが結句 “遠き日と今の年齢”が分かりづらい、重複しているとの評でした。
勤めを持っていたころ、帰途立ち寄った上品な居酒屋?や勤めを辞めてからしばらくは家から近くの居酒屋によく行った。
前者の初めは友人に連れられて、後者は徒歩で15〜20分ぐらい。家の近くであつたことから。そして独りで行き出し、同席の人と良く話をした。業界のことを話された人もあったり、世間話をしたりして楽しめた。
両店は転居・廃業されてない。家から歩いていける距離に新しいと言ってももう10年近いかもしれないが居酒屋が出来た当初、幼友と二度行ったが、独りで行く勇気?はない。
金銭より、帰途の心配が先に立つ。同席者への迷惑・暗闇の帰路。二カ所の信号。徒歩15分ぐらい。酔えば…。
Re: 題詠「頑」・鑑賞&批評「一杯」
Re: 題詠「頑」・鑑賞&批評「一杯」
Re: 題詠「頑」・鑑賞&批評「一杯」
Re: 題詠「頑」・鑑賞&批評「一杯」
投稿日 | : 2020/12/17(Thu) 21:33 |
投稿者 | : ひらら |
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たかしさんへ
ウプラさんへ
ひさおさんが 出題を辞退されてます。
次は ひららなのですが ひららが出してもよろしいか?
Re: 題詠「頑」・鑑賞&批評「一杯」
投稿日 | : 2020/12/17(Thu) 21:11 |
投稿者 | : ひらら |
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鑑賞&批評 「一杯」
1.西部劇やSF映画で容量一杯わがDVDレコーダー常に たかし
西部劇 SF映画で一杯になっている〜。散文的に思います。上句下句を逆にして詠まれたらどうでしょう。歌材は現代敵。
2.連なれる屋台の一つに吸ひ込まれ一杯ひつかけラーメン啜る ひさお
会社帰りに屋台で一杯くつろぐ様子。「吸い込まれ」「ひっかけ」「啜る」の言葉が適切。作者の気持ち 動作 ラーメンの湯気 味まで詠まれているようです。
3.一杯だけ飲み干すようと囃されて涙ぐみたり二十歳の宴 ひらら
4.一杯の朝の紅茶に一坏(ひとつき)の夕べの酒に挨拶をする ウプラ
朝の紅茶 夕べのお酒に 挨拶をされていただかれる。食べ物 飲み物に感謝され過ごされている日々 尊敬します。
「挨拶す」が新鮮。
5.ゴー・トウの北陸の旅ご馳走の一杯並び三日目は飽く さらら
短歌は言い切らず 余韻をと 習ったが この結句のように 直球そのものだと がーんと打たれるように感じる。スカッとした。
6.居酒屋で見知らぬ人と一杯を遠き日思う今の年齢 ひろゆき
結句「今の年齢」は 遠き日思うと詠んでいるので不要かと。居酒屋の様子 景色とか 季節とか 場面を変えたらいかがでしょうか。
Re: 題詠「頑」・鑑賞&批評「一杯」
Re: 題詠「頑」・鑑賞&批評「一杯」
Re: 題詠「頑」・鑑賞&批評「一杯」
投稿日 | : 2020/12/17(Thu) 20:33 |
投稿者 | : ウプラ |
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1.西部劇やSF映画で容量一杯わがDVDレコーダー常に たかし
好きな映画でいつも一杯のDVDレコーダー。
取って付けたような「わが」で、DVDレコーダーの容量が私自身の頭の中に若干重ならなくもないが深読みにちがいない。今回イマニ。
2.連なれる屋台の一つに吸ひ込まれ一杯ひつかけラーメン啜る ひさお
「吸ひ込まれ」の受動性がとぼけていて、面白い。オレが望んだわけじゃないのに吸い込まれちゃったんだよね、という感じの軽さ。
下句はそのまんまぽくて、もうひとつなにかほしい。
3.一杯だけ飲み干すようと囃されて涙ぐみたり二十歳の宴 ひらら
「囃されて」、いいですね。。そのときの本人の気持ちも周囲の雰囲気も、如実に表れている。体言止めも効いている。「涙ぐみたり」がいかにもこの作者、という感じで実に微笑ましく、不謹慎ながらクスッとしてしまった。(スンマセン)
4.居酒屋で見知らぬ人と一杯を遠き日思う今の年齢 ひろゆき
居酒屋で見知らぬ人と酌み交わしたこともある若き日。下句が一般的で大雑把。もう少し<私個人>に引きつけて述べることが必要な気がします。
5.一杯の朝の紅茶に一坏(ひとつき)の夕べの酒に挨拶をする ウプラ
6.ゴー・トウの北陸の旅ご馳走の一杯並び三日目は飽く さらら
「三日目は飽く」のど直球に笑ってしまった。ホントにそうですね。
ここまでくれば、正直は三文の得。
内容と表現がうまくマッチして、良い感じに仕上がっていると思いました。
Re: 題詠「頑」・鑑賞&批評「一杯」
投稿日 | : 2020/12/17(Thu) 17:35 |
投稿者 | : たかし |
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鑑賞&批評 「一杯」
1.西部劇やSF映画で容量一杯わがDVDレコーダー常に たかし
2.連なれる屋台の一つに吸ひ込まれ一杯ひつかけラーメン啜る ひさお
三句の「吸い込まれ」飲み助のみが言える言葉だ。初句からの言葉の流れもいい。
3.一杯だけ飲み干すようと囃されて涙ぐみたり二十歳の宴 ひらら
二十歳の頃のひららさん涙ぐんだりして。「囃されて」がその場の雰囲気をよく伝える。
一杯はビールかな?一首よくまとまっている。
4.一杯の朝の紅茶に一坏(ひとつき)の夕べの酒に挨拶をする ウプラ
坏というのは鉢よりは浅く、皿よりは深い器とある。朝の紅茶は一杯だろうが、
夕べの酒は一坏では終らないような・・・結句の「挨拶をする」に余裕を感じるが、
どういう挨拶なのかを言っても良かった。あまり切れ味は良くない。
5.ゴー・トウの北陸の旅ご馳走の一杯並び三日目は飽く さらら
問題のGoTo、利用して北陸へ行った。海の幸山の幸、一杯食べたのだろうな。
結句の「三日目は飽く」が、よく決まっている。そうだろうなと同感。
結句がよく締まっていて、まとまった。
6.居酒屋で見知らぬ人と一杯を遠き日思う今の年齢 ひろゆき
結句の「今の年齢」は、高齢の今の・・・という意味だと思うが、
若い頃は見知らぬ人とも、居酒屋で意気投合して酒を酌み交わした。
しかし現在の年齢ではそんなことは、それこそ遠い日の夢・・・ということだろう。
最後まで読んでも、ウンと肯けない切れ味悪さは、結句の「今の年齢」がよくないからだろう。
Re: 題詠「頑」・鑑賞&批評「一杯」
Re: 題詠「頑」・鑑賞&批評「一杯」
投稿日 | : 2020/12/17(Thu) 17:15 |
投稿者 | : さらら |
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。.西部劇やSF映画で容量一杯わがDVDレコーダー常に たかし
自分の時間をエンジョイされるDVDには西部劇やSFが一杯と満ち足りる。
2.連なれる屋台の一つに吸ひ込まれ一杯ひつかけラーメン啜る ひさお
現役時代の勤め帰りの男性の黄金タイム。梯子酒の最後のラーメンは特別のようです。
3.一杯だけ飲み干すようと囃されて涙ぐみたり二十歳の宴 ひらら
今の女性の生き方と違い 二十歳の成人女性とはいえ大人らは早仕立てお酒を飲めと勧める。いやな思いでの一つなんでしょう。
4.一杯の朝の紅茶に一坏(ひとつき)の夕べの酒に挨拶をする ウプラ
朝は紅茶 夕べはお酒と豊かな平和な世の飲食の彩り
5.ゴー・トウの北陸の旅ご馳走の一杯並び三日目は飽く さらら
6.居酒屋で見知らぬ人と一杯を遠き日思う今の年齢 ひろゆき
見知らぬ人らと並び一杯を飲んでいると昔を思い出す。結句が少しわかりにくい。