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2022.03.31 題詠「心」・鑑賞「耳」
投稿日 : 2022/03/25(Fri) 14:18
投稿者 フミコ
参照先
  
2022. 03. 31 (木)

題詠  「心」 こころ、 ココロ」
鑑賞  「耳」
出題   さららさん

1. 言葉もつゼレンスキーよ屈するな耳なしプーチンに血の叫び届かず フミコ

2. パプリカを琴葉は踊るそのころの吾は目耳覆い防空壕に   さらら

3. 独裁者のプロパガンダに耳を貸すロシア国民多かり今は  たかし

4. 耳の字が一つの口に三つつき囁くとなるしかと聞かすのだ  ひさお

5. 空耳やかの人なりと振りむくに夕風にそよぐ嵯峨野の篁  ひらら
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Re: 2022.03.31 題詠「心」・鑑賞「耳」
投稿日 : 2022/04/01(Fri) 20:32
投稿者 ひさお
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4. 耳の字が一つの口に三つつき囁くとなるしかと聞かすのだ  ひさお
ご批評ありがとうございます。内容がよくないので恐縮です。
囁く人を中心にしました。
囁く人の周りに聞く人の耳がある。小さな声で話しをしても、それらの耳にしっかり聞こえなければならないと考えたのです。
こんなことを言ってもあまり意味がないかもしれません。
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Re: 2022.03.31 題詠「心」・鑑賞「耳」
投稿日 : 2022/04/01(Fri) 08:05
投稿者 フミコ
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ことば持つゼレンスキーよ挫けるな耳なしプーチンに血の叫び届かず

たかしさんへ………ありがとうございます。
私も矛盾する何か、しっくりしない感じを持ってはいたのですが、それを追求しないまま出してしまいました。怠慢でした。
ご教示のことばを生かして改作してみました。
 
プーチンに無いがロシアの民にある耳に届けよゼレンスキーの声


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Re: 2022.03.31 題詠「心」・鑑賞「耳」
投稿日 : 2022/03/31(Thu) 23:12
投稿者 さらら
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1. 言葉もつゼレンスキーよ屈するな耳なしプーチンに血の叫び届かず フミコ
独裁者の孤独な暴言でウクライナの住民も ロシア人らも数多の命をうばう惨事となる。 
戦争は繰り返されると言うがすべてを崩壊してしまう。
ゼレンスキーは安全保障の対話を主張している 独裁者プーチンは聞く耳を持たずロシア側も追いつめられていく。

2. パプリカを琴葉は踊るそのころの吾は目耳覆い防空壕に   さらら

3. 独裁者のプロパガンダに耳を貸すロシア国民多かり今は  たかし
歯がゆい腹立たしいことだ。独裁者に国民の多くが耳を貸す人間のマインド感染。

4. 耳の字が一つの口に三つつき囁くとなるしかと聞かすのだ  ひさお
人の口には戸が立てられないの諺が浮かぶ。噂や非難はひそひそとささやきでどんどんと広がる。

5. 空耳やかの人なりと振りむくに夕風にそよぐ嵯峨野の篁  ひらら
いつも心の奥に存在するかの人の声が聞こえたようだ 振り向くが誰も気配なく嵯峨野の篁が夕風にそよぐ音がしている。空耳は不要かも。
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Re: 2022.03.31 題詠「心」・鑑賞「耳」
投稿日 : 2022/03/31(Thu) 22:14
投稿者 ひらら
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お詫びです。
今回の鑑賞批評 お休みさせてくださいませ。  ひらら
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Re: 2022.03.31 題詠「心」・鑑賞「耳」
投稿日 : 2022/03/31(Thu) 20:17
投稿者 ひらら
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詠草

 心字池に広がり消ゆる水の輪を歌帳を膝にみつめいるひと   ひらら

 
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Re: 2022.03.31 題詠「心」・鑑賞「耳」
投稿日 : 2022/03/31(Thu) 13:28
投稿者 フミコ
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1. 言葉もつゼレンスキーよ屈するな耳なしプーチンに血の叫び届かず フミコ

2. パプリカを琴葉は踊るそのころの吾は目耳覆い防空壕に   さらら
パプリカをしなやかに踊る琴葉ちゃんにその年頃のご自身を重ねて、大きくなったら宝塚と楽しみにされているのでしょう。
作者が琴葉ちゃんの年頃には先の大戦の真っ最中だった。
サイレンが鳴るたびに防空壕に飛び込んでいた。
無力な人々を二度とあんな目に遭わせてはならない。

3. 独裁者のプロパガンダに耳を貸すロシア国民多かり今は  たかし
寄らば大樹の陰でしょうか。刷り込みか洗脳か。
ロシアの中でも反戦の機運が高まってきているとはいえ、自国の勝利を叫ぶプーチンを正しいと思い込んでいる民衆がいまだ数を誇っている。
プーチンに清盛が重なり、覇を競い、征服を目論んだ幾多のリーダーの末路をも想起させる。作者のため息が聞こえる。

4. 耳の字が一つの口に三つつき囁くとなるしかと聞かすのだ  ひさお
なんだかとても面白い歌。
繰り返し読んでいるとだんだん分からなくなる。
謎々ワードあそびのような。
噂話は針が棒になったりしますが。
囁きのイメージからはしっかり聞かせるという強い意志は感じられませんでした。

5. 空耳やかの人なりと振りむくに夕風にそよぐ嵯峨野の篁  ひらら
一瞬、作者の魂も感性も万葉の風雅に飛んでいたのでしょうか。
このとき作者は小野の篁に仕える女御だったのかも。
ふと見巡りを過ぎる風にも物思う感性の持ち主ならではの歌。
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Re: 2022.03.31 題詠「心」・鑑賞「耳」
投稿日 : 2022/03/31(Thu) 10:23
投稿者 ひさお
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わが心乱れに乱る特養に初めて妻を託し帰りて  ひさお
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Re: 2022.03.31 題詠「心」・鑑賞「耳」
投稿日 : 2022/03/31(Thu) 10:16
投稿者 ひさお
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1. 言葉もつゼレンスキーよ屈するな耳なしプーチンに血の叫び届かず フミコ
ウクライナのゼレンスキー大統領は演説が上手い。アメリカ、イギリス、日本の国会
でオンラインによる演説を行い、支援を要請している。ロシアのプーチン大統領にも
2人が会って話をしたいと呼びかけているが、プーチン大統領は応じていない。
プーチン大統領にはフランスのマクロン大統領やドイツのショルツ首相が何度も停戦
の呼びかけをしているが聞き入れられていない。

2. パプリカを琴葉は踊るそのころの吾は目耳覆い防空壕に   さらら
ひ孫の琴葉ちゃんがパプリカを踊っている。そのかわいい姿を見て、作者自身
の幼児の時の記憶と重ね、あのようなことがあってはならないと強く訴えている。
ウクライナのこともあり、単なる回想ではすませられない。

3. 独裁者のプロパガンダに耳を貸すロシア国民多かり今は  たかし
ロシアの大統領は20年間の権力者としての情報操作に長けている。国民の多くは
その情報を信じている。「多かり今は」だから、これから先の新たな展開を予期しているようだ。

4. 耳の字が一つの口に三つつき囁くとなるしかと聞かすのだ  ひさお

5. 空耳やかの人なりと振りむくに夕風にそよぐ嵯峨野の篁  ひらら
嵯峨野の竹やぶのあたりを歩いていて、ふっとかの人の気配を感じて振り向いたが、
夕風に竹やぶが揺れているだけであった。作者には誰か頭から離れない人が存在しているのだ。
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Re: 2022.03.31 題詠「心」・鑑賞「耳」
投稿日 : 2022/03/31(Thu) 09:23
投稿者 フミコ
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心とは不思議なものよ身を過る喜怒哀楽に温度コロコロ   フミコ
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Re: 2022.03.31 題詠「心」・鑑賞「耳」
投稿日 : 2022/03/31(Thu) 09:15
投稿者 たかし
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鑑賞  「耳」
1. 言葉もつゼレンスキーよ屈するな耳なしプーチンに血の叫び届かず  フミコ
 この「屈するな」は【屈することなく叫び続けよ】と、作者は呼びかけているのだが、そうすると、下句が「叫び届かず」では、意味的に収まりが悪い。
 歌のおさまりだけで言うなら、「プーチンに無いがロシアの民に耳あり」などの意味がいいように思ったが。

2. パプリカを琴葉は踊るそのころの吾は目耳覆い防空壕に  さらら
 少し前に流行った「パプリカ」を踊っている琴葉ちゃんは今五歳(か?)
 作者が自分の五歳のころを思い出すと、太平洋戦争のただ中であり、爆音から守るために目や耳を塞いで防空壕に入って居た・・・という。
 現在の平和で恵まれた幼い子共の姿と、自分が過ごしたその年代とを比べて隔世の思いを持っている。
 ただ、この歌「そのころ」は適切でないように感じた。「このころ」ではないか。私の感じだが・・・

3. 独裁者のプロパガンダに耳を貸すロシア国民多かり今は  たかし

4. 耳の字が一つの口に三つつき囁くとなるしかと聞かすのだ  ひさお
 下句の「しかと聞かすのだ」ということから考えると、
 口が三つで耳が一つであったならば、この「しかと聞かす・・」に当て嵌まるが、
 歌ではその逆なので、「しっかり聞かねば」という意味が合うように思う。

5. 空耳やかの人なりと振りむくに夕風にそよぐ嵯峨野の篁  ひらら
 自分がよく知っている人の声を聞いたように思って振り向いたが、風にそよぐ竹やぶであった・・・という。
 第2句以後は、美しく巧みに詠われているが、初句に「空耳や」と、言ってしまったのはどうであろう。答えが先に出てしまったように感じる。
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Re: 2022.03.31 題詠「心」・鑑賞「耳」
投稿日 : 2022/03/31(Thu) 06:48
投稿者 たかし
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正平に声を合わせる「下り坂最高!」「にっぽん縦断こころ旅」  たかし
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Re: 2022.03.31 題詠「心」・鑑賞「耳」
投稿日 : 2022/03/26(Sat) 22:38
投稿者 フミコ
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さららさんへ

次回のお題、少し早かったけれど保存しておきます。
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Re: 2022.03.31 題詠「心」・鑑賞「耳」
投稿日 : 2022/03/26(Sat) 13:20
投稿者 さらら
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次回のお題   桜
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