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2022.04.07 題詠「桜」・ 観賞「心・こころ・ココロ
投稿日 | : 2022/04/01(Fri) 09:25 |
投稿者 | : フミコ |
参照先 | : |
2022.04.07 (木) 題詠「桜」
観賞「心・こころ・ココロ」
題詠 「桜」
観賞 「心」、こころ、ココロ
出題 たかしさん
1.正平に声を合わせる「下り坂最高!」「にっぽん縦断こころ旅」 たかし
2.わが心乱れに乱る特養に初めて妻を託し帰りて ひさお
3.心字池に広がり消ゆる水の輪を歌帳を膝にみつめいるひと ひらら
4.心とは不思議なものよ身を過る喜怒哀楽に温度コロコロ
5, プーチンとウクライナ大統領の握手するを描けるメール友の心根 さらら
Re: 2022.04.07 題詠「桜」・ 観賞「心・こころ・ココロ
投稿日 | : 2022/04/08(Fri) 09:49 |
投稿者 | : フミコ |
参照先 | : |
今週もありがとうございました。
ご指摘くださった上の句の決めつけについて...安易に詠ってしまっていますね。いわれてみればなるほどとよくわかります。
それでどうしょうか只今考え中。
代替案募集中なんてのはこれまた安易ですね。
Re: 2022.04.07 題詠「桜」・ 観賞「心・こころ・ココロ
Re: 2022.04.07 題詠「桜」・ 観賞「心・こころ・ココロ
投稿日 | : 2022/04/08(Fri) 08:38 |
投稿者 | : さらら |
参照先 | : |
1.正平に声を合わせる「下り坂最高!」「にっぽん縦断こころ旅」 たかし
人生は縦断の旅 若い頃は誰もが辛苦の道を徐行したり 立ち止まりまるで登坂、歳を重ねてやつと平穏の坂道となり早く時間が過ぎていく。下り坂最高 人生の執着地点が迫り来る。
2.わが心乱れに乱る特養に初めて妻を託し帰りて ひさお
大切な奥様を特養に託された心境 長い時期お世話される人 する人ご苦労さまと労わられる。
3.心字池に広がり消ゆる水の輪を歌帳を膝にみつめいるひと ひらら
心字池の固有名詞がこの歌とピッタリ 歌人なるが故に見過ごさない視点。
4心とは不思議なものよ身を過る喜怒哀楽に温度コロコロ
身を過る心の変化を温度差に歌った 知的な歌いっぷり。
5, プーチンとウクライナ大統領の握手するを描けるメール友の心根 さらら
Re: 2022.04.07 題詠「桜」・ 観賞「心・こころ・ココロ
投稿日 | : 2022/04/08(Fri) 08:12 |
投稿者 | : さらら |
参照先 | : |
1.正平に声を合わせる「下り坂最高!」「にっぽん縦断こころ旅」 たかし
若い頃の上り坂を経て今は健康でさえあれば下り坂の平穏な日常の旅 人生の旅も
日本縦断の旅と重ねる。
2.わが心乱れに乱る特養に初めて妻を託し帰りて ひさお
大切な奥様を特養にお願いされるまでの介護 される人もする人もご苦労さま
共に歳を重ねると思いもよらないことに遭遇し心は乱れるばかり、
3.心字池に広がり消ゆる水の輪を歌帳を膝にみつめいるひと ひらら
4.心とは不思議なものよ身を過る喜怒哀楽に温度コロコロ
5, プーチンとウクライナ大統領の握手するを描けるメール友の心根 さらら
Re: 2022.04.07 題詠「桜」・ 観賞「心・こころ・ココロ
Re: 2022.04.07 題詠「桜」・ 観賞「心・こころ・ココロ
投稿日 | : 2022/04/07(Thu) 16:08 |
投稿者 | : ひらら |
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1.正平に声を合わせる「下り坂最高!」「にっぽん縦断こころ旅」 たかし
tv番組 正平の「にっぽん縦断こころ旅」を見ての歌。自転車で全国を巡られている。「下り坂最高!」正平さんの声に作者も思わず声を発し合わせている。応援と旅の楽しさを共に味わってられる作品。
2.わが心乱れに乱る特養に初めて妻を託し帰りて ひさお
ながらく連れ添い支え合って来た愛妻を特養の施設に委ねて帰宅。広い家にこれから作者は一人暮らしとなる。「乱れに乱るわが心」の詠みに愛妻への深い愛情と寂寥感が伝わる。
3.心字池に広がり消ゆる水の輪を歌帳を膝にみつめいるひと ひらら
4.心とは不思議なものよ身を過る喜怒哀楽に温度コロコロ
フミコ
4、5句の「喜怒哀楽温度コロコロ」。作者の個性 くらしかたかが垣間見える。怒りも哀しみも 明るく転換できそう。初句より 不思議なものよ と決めつけずに 具体的な言葉か 比喩で詠めば 歌が広がり読者に余韻を託せそうに思う。
5, プーチンとウクライナ大統領の握手するを描けるメール友の心根 さらら
今 世界中の民が この絵の二人の姿を待ち望んでいる。友の真情がメール絵のみで伝わってくる。「ウクライナ大統領」を ゼンスキーとの と両者とも 名前で表記すればと思った。
Re: 2022.04.07 題詠「桜」・ 観賞「心・こころ・ココロ
投稿日 | : 2022/04/07(Thu) 13:35 |
投稿者 | : フミコ |
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1. 正平に声を合わせる「下り坂最高!」「にっぽん縦断こころ旅」 たかし
火野正平さんは若いときから飄々として明るくて役柄もオールマイティ。何だかオールラウンドプレイヤーな作者と共通項があるのではないでしょうか。(作者のことを十分には知らないのに失礼をお許し願って…)日本縦断自転車の旅…素晴らしい気力体力に人としての深さ、優しさ、強さが沿道に魅力を振りまきつつ….思わず応援してしまいます。
「下り坂最高」人生の下り坂…作者の、しあわせなフィニッシュの準備にとりかかろうかという時期に重ねてご自身に
喝を入れておられる。
2.わが心乱れに乱る特養に初めて妻を託し帰りて ひさお
作者の奥様が病を得て入院されたときのお歌は読むものがどちらの立場であっても深い悲しみと罪の意識のような感情に囚われるものでした。特に、入院を前にした奥様が残していく夫を想い、力を振り絞ってグラタンとかシチューなどを伝授されたという歌、入所された夜はもっとしてあげられる事があったのではないかという思いで遅くまで月を見ていたと歌われていたことを思い出しました。最後まで支え合われた良いご夫婦だったことがうかがわれます。
3.心字池に広がり消ゆる水の輪を歌帳を膝にみつめいるひと ひらら
これはもしや作者自身の事ではではないでしょうか。
歌帳は開いているものの、心は何をみているのでしょう。
静寂、幽玄、無我の雰囲気は他人が無遠慮には近寄れない。
が、なんだか気になる佇まいの美しさを感じる。
心字池のこと、初めて知りました。
日本の文化は奥が深いなと感じます。
4.心とは不思議なものよ身を過る喜怒哀楽に温度コロコロ フミコ
5, プーチンとウクライナ大統領の握手するを描けるメール友の心根 さらら
作者はウクライナの友人を気遣ってしばしば連絡をとっておられるのでしょう。
その友が送ってきたメールにはプーチンとゼレンスキーの握手している図が描かれていた。
自国を侵略している敵を恨みや憎しみではなく握手を願う心の内を慮る人間愛というか大きく強い心に感動しつつ。。。
Re: 2022.04.07 題詠「桜」・ 観賞「心・こころ・ココロ
Re: 2022.04.07 題詠「桜」・ 観賞「心・こころ・ココロ
投稿日 | : 2022/04/07(Thu) 12:26 |
投稿者 | : たかし |
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観賞 「心」、こころ、ココロ
1.正平に声を合わせる「下り坂最高!」「にっぽん縦断こころ旅」 たかし
2.わが心乱れに乱る特養に初めて妻を託し帰りて ひさお
長く奥様を自宅で介護されていた作者。いわゆる老老介護である。
介護される人も介護する側も年々老化が進む。いつかは限界が来る。
奥様を初めて特養施設に預けて帰宅したときの心境が詠まれている。
自分の手の届かない施設に大事な妻を預けて「ただいま」と帰った家。
妻は居ない。「あれでよかったのか」という思いが作者の心に渦巻く。
「乱れに乱る」は、その時の思いを言葉で定着した。
3.心字池に広がり消ゆる水の輪を歌帳を膝にみつめいるひと ひらら
心字池というのは草書の心の字の形に造られた日本庭園の池。
日本各地にあるが、京都には等持院などにもある。
この情景は短歌の吟行会などでのものか。
写生歌として成功していると思う。
4.心とは不思議なものよ身を過る喜怒哀楽に温度コロコロ フミコ
名前がないがフミコさんの歌だと思った。喜怒哀楽によって、心の温度が変わるという。
さしづめ哀しみでは心は冷たく冷えるのだろう。楽しみや喜びはほんのり温かく、
怒りではカッと熱くなるのだ。
「不思議なものよ」を言わないで、この不思議さが出せたらば更によいと思った。
5, プーチンとウクライナ大統領の握手するを描けるメール友の心根 さらら
いま、世界の多くの人が願うことかも知れない。
結句「友の心根」であるが、「友より届く」と、事のみをいうのもいい。
しかしそれだと題の「心」が入らない・・・ウーン。
Re: 2022.04.07 題詠「桜」・ 観賞「心・こころ・ココロ
Re: 2022.04.07 題詠「桜」・ 観賞「心・こころ・ココロ
Re: 2022.04.07 題詠「桜」・ 観賞「心・こころ・ココロ
投稿日 | : 2022/04/07(Thu) 11:47 |
投稿者 | : ひさお |
参照先 | : |
1.正平に声を合わせる「下り坂最高!」「にっぽん縦断こころ旅」 たかし
作者が「にっぽん縦断こころ旅」を観ているときの一齣である。
わたしはそれを観たことはないが、「下り坂最高」は正平がしょっちゅう発する言葉らしい。
その正平の「下り坂最高」という声に合わせて、観ている作者も同じように言う。
楽しく「にっぽん縦断こころ旅」を観ている様子がうまく表現されている。。
2.わが心乱れに乱る特養に初めて妻を託し帰りて ひさお
3.心字池に広がり消ゆる水の輪を歌帳を膝にみつめいるひと ひらら
立派な寺院の境内の心字池。歌の素材を得るためであろうか。歌帳を膝に置いてその池の
水の輪をじっと見つめている人がいる。それは作者自身ではないかと思われる。
4.心とは不思議なものよ身を過る喜怒哀楽に温度コロコロ
生ある限り喜怒哀楽はついて回る。喜怒哀楽のその場その時において、心が
熱くなったり寒くなったりする。なんとも不思議なものである。
喜怒哀楽により、心の温度がコロコロ変わることに目をつけたのはユニークである。
5, プーチンとウクライナ大統領の握手するを描けるメール友の心根 さらら。
プーチン大統領とゼレンスキー大統領が握手している絵を描いてメールで
送ってくれた。言葉はいらない。その絵だけでその友の思っていることが十分わかる。
現実にそのようになってほしいという作者の気持ちもにじみ出ている。
フミコさんありがとうございます。よろしくお願いします。
Re: 2022.04.07 題詠「桜」・ 観賞「心・こころ・ココロ
Re: 2022.04.07 題詠「桜」・ 観賞「心・こころ・ココロ
Re: 2022.04.07 題詠「桜」・ 観賞「心・こころ・ココロ
投稿日 | : 2022/04/06(Wed) 21:49 |
投稿者 | : フミコ |
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たかしさんへ
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カムバックしてくださるまでフミコがやらせていただきます。
乗りかかった船なのでもうしばらく乗らせていただきます.
ご安心ください。
なんちゃってSOSが出たときは救護班よろしくお願いします。