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2022.12.08(木)題詠「マスク」・ 鑑賞「時」
投稿日 : 2022/10/28(Fri) 09:45
投稿者 フミコ
参照先
2022.12.08(木)            

題詠   「マスク」                
観賞   「時」   
出題   ひさおさん 


鑑賞  「時」

1. わが意思を幼子のやうに飾らずに吐露してみたしと思ふ時あり  ひさお

2. ここだよと亡き母が喚ぶ虫時雨に車窓を下ろす里の農道  ひらら

3. 比良暗く湖(うみ)また昏き近江路の逢魔が時のライト眩き   フミコ

4. 時どきは電話しろつて言つたのに象はスマホを使はないから  ウプラ

5. 90歳の兄はわがためFitbitのピンクの時計届けてくれる  さらら

6. 午後五時のウォーキングを毎日のルーティンとせん五千歩ほどの  たかし


※  11月はweb歌会のため「たどたど」は全休
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Re: 2022.12.08(木)題詠「マスク」・ 鑑賞「時」
投稿日 : 2022/12/11(Sun) 07:36
投稿者 フミコ
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たかしさんへ

早速、直して下さって感謝感謝です。
困った時の..「たかし様頼み」..心づよいです。
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Re: 2020.12.08(木)題詠「マスク」・ 鑑賞「時」
投稿日 : 2022/12/10(Sat) 19:45
投稿者 フミコ
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たかしさんへ  (お願い)

今頃、気付いたのですが、このスレッドの表題の日付年が2020年になっていました。
見る度にみっともなく思うので修正をお願いしたいのです。
自分でいろいろやってみましたがうまくいきません。
お忙しいところ、申し訳ありません。
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Re: 2020.12.08(木)題詠「マスク」・ 鑑賞「時」
投稿日 : 2022/12/09(Fri) 19:56
投稿者 ウプラ
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こんばんは〜

皆さん、変な歌を読ませてしまってスンマセン。

たかしさんが「林の小道」を使い回して、来週も。ったくね
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Re: 2020.12.08(木)題詠「マスク」・ 鑑賞「時」
投稿日 : 2022/12/09(Fri) 09:13
投稿者 たかし
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フミコさん、間違えて出した題詠「時」にも、嬉しいコメントをくださり、ありがとうございました。
うれしいです。
いま、おむつパンツを16歳は履いております。濡れると「替えてほしい」と鳴きます。
ウンチは外でしたいので「外へ出たい」と言います。
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Re: 2020.12.08(木)題詠「マスク」・ 鑑賞「時」
投稿日 : 2022/12/09(Fri) 08:50
投稿者 たかし
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おお、ゥプラさんが復帰して風が吹きました。わたしの歌、
6. 午後五時のウォーキングを毎日のルーティンとせん五千歩ほどの  たかし
ありがとう結句を飛ばしてみました。
午後五時のウォーキングを毎日のルーティンとせん林の小道
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Re: 2020.12.08(木)題詠「マスク」・ 鑑賞「時」
投稿日 : 2022/12/09(Fri) 01:19
投稿者 ウプラ
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マスクして竹山広に少し似る古書肆寿堂主人後ろ手
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Re: 2020.12.08(木)題詠「マスク」・ 鑑賞「時」
投稿日 : 2022/12/09(Fri) 00:56
投稿者 ウプラ
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1. わが意思を幼子のやうに飾らずに吐露してみたしと思ふ時あり  ひさお
飾らないで、しかし、無いことにはしないで、如何に詠うか、というところに歌の醍醐味も難しさもあるのでしょうね。

2. ここだよと亡き母が喚ぶ虫時雨に車窓を下ろす里の農道  ひらら
「虫時雨」は生命の叫びのようで聴いていると切ないもの。
「虫時雨」とか「母が呼ぶ」を結句にする方がモチーフに合うような気がする。「農道」の体言止めは「農道であることよ」と農道に感動があることになると思うが。

3. 比良暗く湖(うみ)また昏き近江路の逢魔が時のライト眩き   フミコ
三句まですごくいいなぁと思って読んできて結句でこけた(スミマセン!)。もっとずっと良くなりそう。「暗」「昏」を使い分けているところも丁寧。

4. 時どきは電話しろつて言つたのに象はスマホを使はないから  ウプラ

5. 90歳の兄はわがためFitbitのピンクの時計届けてくれる  さらら
「Fitbitのピンクの時計」が可愛らしい。「九十歳の兄」のなんと初々しいこと。いっそのこと「わがため」を「わたしに」にしてもっと可愛くしてしまおう。

6. 午後五時のウォーキングを毎日のルーティンとせん五千歩ほどの  たかし
四句切れの歌。結句でもう少し飛んでもいいかなと思った。例えば、木の名前を入れるだけでも。
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Re: 2020.12.08(木)題詠「マスク」・ 鑑賞「時」
投稿日 : 2022/12/08(Thu) 21:51
投稿者 ウプラ
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すみませーん。
深夜になります。
ごめんなさい!
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Re: 2020.12.08(木)題詠「マスク」・ 鑑賞「時」
投稿日 : 2022/12/08(Thu) 21:50
投稿者 ひらら
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1. わが意思を幼子のやうに飾らずに吐露してみたしと思ふ時あり  ひさお
年齢を重ねるとまことに作者の思われる通りの私である。無心な幼子が家族や地域社会の中でひとへの思いやりを育まれていく。思いやりやこころくばりができるようになりおとなになっていく。大人になるのは少しだけさみしい。

2. ここだよと亡き母が喚ぶ虫時雨に車窓を下ろす里の農道  ひらら

3. 比良暗く湖(うみ)また昏き近江路の逢魔が時のライト眩き   フミコ
日の短く暮れやすい晩秋。山脈を暗く湖を昏く記しわけ湖西のたそがれ時、逢魔が時をよく感じられる。ライトの眩しさ、眩の漢字が暗、昏をきわだせている。近江路は湖西路の方が適してるのではと思う。長浜育ちの私は湖西と湖北湖東の暮れ方夕焼けの違い感じているので。

、4. 時どきは電話しろつて言つたのに象はスマホを使はないから  ウプラ
象は、子供か息子か? 素っ気ない言葉で詠まれているが
、さみしくものがなしい親心が読みとれる。技巧的な歌。作者は分野が広い。

5. 90歳の兄はわがためFitbitのピンクの時計届けてくれる  さらら
90歳のお兄様。作者へのプレゼントは何が一番かさすがよく
御存じ。24時間健康管理をしてくれるピンクの時計。長寿の兄妹愛でたし祝します。届けてくれるは、贈られる、の言葉が合うのでは。

6. 午後五時のウォーキングを毎日のルーティンとせん五千歩ほどの  たかし
日々たいそう忙しく過ごしてられる作者が、午後5時から5千歩の散歩を日課にされている。ぶつぶつ欄のメンバーの方々には頭が下がり、わが身が情けない。


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Re: 2020.12.08(木)題詠「マスク」・ 鑑賞「時」
投稿日 : 2022/12/08(Thu) 21:44
投稿者 たかし
参照先
鑑賞  「時」
1. わが意思を幼子のやうに飾らずに吐露してみたしと思ふ時あり  ひさお
 意思、つまり思ったことを思ったように言いたい。
 われわれ大人はどうしても飾って言うので、と。
 簡単なようで難しいのかも知れない。
 つまり、我々「大人」は、知らないうちに意思をそのままではなくて、飾り立てて言ってしまっている、という作者の思いがある。
 考えれば短歌もそうなのかも知れない。

2. ここだよと亡き母が喚ぶ虫時雨に車窓を下ろす里の農道  ひらら
 虫時雨、というのは秋に鳴きしきる虫の音を言う。
 作者はその虫時雨を、亡き母が喚いているというように思って、車の窓を更に大きく広げた・・・と、解釈した。
 四句の「車窓を下ろす」という言葉には少し無理があるように思う。
 四句五句を「車の窓を大きく開く」などとしてはどうでしょう。「里の農道」は言えなくなるが。

3. 比良暗く湖(うみ)また昏き近江路の逢魔が時のライト眩き   フミコ
 逢魔が時、今頃で言えば午後五時ころだろう。夕闇が迫ってきている。
 比良は黒の一色になっているし、湖も暗い。そんな近江路の逢魔が時、
 行き交う車のライトがまばゆい。
 比良、湖、近江路、と言葉が重層的に重なって「逢魔が時」を浮かび上がらせている。

4. 時どきは電話しろつて言つたのに象はスマホを使はないから  ウプラ
 象の手(足か)では、スマホは操れない。鼻は器用だから返事くらいは出来るかも知れないが、電話番号を押すのは無理だろう。
 つまり、もともと、自分からは連絡などしない相手なのだ。それを「象」と呼んでいる。
 この象は御つれあいさんかな?

5. 90歳の兄はわがためFitbitのピンクの時計届けてくれる  さらら
 九十歳のお兄さんがピンクの時計をプレゼントしてくれた。
 いくつになっても妹は可愛いのだと思う。
 「Fitbitのピンクの時計」はどういう時計か知らないが、可愛い時計に思える。

6. 午後五時のウォーキングを毎日のルーティンとせん五千歩ほどの  たかし
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Re: 2020.12.08(木)題詠「マスク」・ 鑑賞「時」
投稿日 : 2022/12/08(Thu) 17:57
投稿者 たかし
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ポケットにマスクがあるか確かめて散歩に出かける林の小道へ  たかし
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Re: 2020.12.08(木)題詠「マスク」・ 鑑賞「時」
投稿日 : 2022/12/08(Thu) 15:27
投稿者 さらら
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1. わが意思を幼子のやうに飾らずに吐露してみたしと思ふ時あり  ひさお
何時も平常心に人間らしく過ごされる勤勉な作者 たまには奔放に子供のように思いを隠さず胸中を話したい。大切な気づきだと思います。忘年会も一年の区切りに心の中を断捨離するのでしょうか?

2. ここだよと亡き母が喚ぶ虫時雨に車窓を下ろす里の農道  ひらら
虫時雨が母上の呼ぶ声とハーモニーして 故郷の農道に車を停め 過ぎゆきや 大好きな母を回顧するたったひとりの時間。

3. 比良暗く湖(うみ)また昏き近江路の逢魔が時のライト眩き   フミコ
夕暮れの薄暗い黄昏どき 比良もびわ湖も近江路もすべてが闇に移動する暫しの薄明かり。何となくわびしく寂しいです。

4. 時どきは電話しろつて言つたのに象はスマホを使はないから  ウプラ
可愛い子らからは何も交信がない。電話を待つ親のことなど感知ないのかと物足りないことこの上なし。

5. 90歳の兄はわがためFitbitのピンクの時計届けてくれる  さらら

6. 午後五時のウォーキングを毎日のルーティンとせん五千歩ほどの  たかし
テレビで4500歩目標に歩くと長寿と聞いてより 午前 午後に2000歩 歩くように努めていますが寒いから気が進まないです。今日は900歩 家から出ていない 今夜中に3000歩どうしよう。
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Re: 2020.12.08(木)題詠「マスク」・ 鑑賞「時」
投稿日 : 2022/12/08(Thu) 14:28
投稿者 さらら
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三年のコロナ禍友らに頂きし数多のマスク茶寮の桐箱に
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Re: 2020.12.08(木)題詠「マスク」・ 鑑賞「時」
投稿日 : 2022/12/08(Thu) 13:38
投稿者 ひさお
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今週の出題
  決着
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Re: 2020.12.08(木)題詠「マスク」・ 鑑賞「時」
投稿日 : 2022/12/08(Thu) 13:37
投稿者 ひさお
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自転車を止めて挨拶する少女訝るわれにマスクを外す   ひさお
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