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2024.3.7(木)題詠「登」・鑑賞「月」
投稿日 : 2024/01/26(Fri) 09:12
投稿者 ひさお
参照先
投稿日  2024.1.26(金)
投稿者  ひさお
参照先

   2024.3.7(木)題詠「登」・鑑賞「月」

   題詠「登」
   鑑賞「月」
   出題者 ひららさん

鑑賞
 1.ドンジョバンニ見終えて帰る寒空に月煌と照る一人の夜道   さらら

 2.月々に使用料払うサブスク式ソフトをわれも3つ利用す  たかし

 3.食べられぬ月桂樹の葉を二、三枚カレーに入るれば味は引き立つ  ひさお

 4.月明かり映ゆ雪の道四つ辻にぐるぐると灯を回しいるは母   ひらら

 5.さびしらのネアンデルタール人の遺伝子が目に残れるか 月が恋しい  ウプラ
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Re: 2024.3.7(木)題詠「登」・鑑賞「月」
投稿日 : 2024/03/08(Fri) 00:55
投稿者 ウプラ 
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登りたる石の遺跡の廻廊にクメールルージュの走る風音

ひさおさん、すみませんが変更してくださいますようお願いいたします
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Re: 2024.3.7(木)題詠「登」・鑑賞「月」
投稿日 : 2024/03/07(Thu) 21:53
投稿者 ひらら
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1.ドンジョバンニ見終えて帰る寒空に月煌と照る一人の夜道   さらら
 名作のオペラを見て会場から宅までの道、余韻を抱きながら歩く作者。寒夜皓々てる月、場面設定と思いとがあっている。

 2.月々に使用料払うサブスク式ソフトをわれも3つ利用す  たかし
 新しい言葉を知る。色々多方面にいそがしく活躍される源と感じた。

 3.食べられぬ月桂樹の葉を二、三枚カレーに入るれば味は引き立つ  ひさお
 カレーを作るのに月桂樹の葉を入れて煮込まれる。丁寧な手作り料理に敬服する、お庭に月桂樹を植えてられるのかしら。


4.月明かり映ゆ雪の道四つ辻にぐるぐると灯を回しいるは母   ひらら

 5.さびしらのネアンデルタール人の遺伝子が目に残れるか 月が恋しい  ウプラ
 ネアンデルタール人の遺伝子が私に〜。なんて悠久なロマンなのでしよう。月をながめてられる作者をたたせています。
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Re: 2024.3.7(木)題詠「登」・鑑賞「月」
投稿日 : 2024/03/07(Thu) 20:46
投稿者 ウプラ
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登りたる石の遺跡の廻廊にクメールルージュの走る夏空
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Re: 2024.3.7(木)題詠「登」・鑑賞「月」
投稿日 : 2024/03/07(Thu) 20:34
投稿者 ウプラ
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1.ドンジョバンニ見終えて帰る寒空に月煌と照る一人の夜道   さらら
劇場の華やかさと一人の夜道。光と夜の対比が美しい。このままでよいと思うが、「月煌煌と一人の夜道」と動詞を一つ省くことも考えられる。
オペラ「ドンジョバンニ」はモーツァルトの音楽で有名。私も一遍くらい劇場で観てみたいものだ。

 2.月々に使用料払うサブスク式ソフトをわれも3つ利用す  たかし
サブスクリプション=サブスク・・・月々利用料を払って音楽や映画等々を配信するサービス。
「3つ」は「三つ」かなぁ? 横書きだからかな。
私も一つくらい使ってみたい。

 3.食べられぬ月桂樹の葉を二、三枚カレーに入るれば味は引き立つ  ひさお
「食べられぬ月桂樹の葉」が当たり前のようだが意外性があり、感心してしまった。
「入るれば」「入れれば」・・「入れれば」が自然に思うが文語で通したいのかもしれない。
月桂樹の葉、スープにはいつも使っているが、カレーにも月桂樹の葉を入れるとは知らなかった。次に作るときは試してみよう。

 4.月明かり映ゆ雪の道四つ辻にぐるぐると灯を回しいるは母   ひらら
月明の雪道を歩いての帰り道、寒い四つ辻で、ぐるぐると灯りを回して待っていた母だったなぁ。
懐かしくて切ない思い出。
韻律を考えるともう少し良くなりそう。
「映ゆ」は省略することもできる。「月明かり雪の四辻にぐるぐると灯りを回す母はありにき」などもありか。

 5.さびしらのネアンデルタール人の遺伝子が目に残れるか 月が恋しい  ウプラ
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Re: 2024.3.7(木)題詠「登」・鑑賞「月」
投稿日 : 2024/03/07(Thu) 17:26
投稿者 ひらら
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詠草

 湖あおく澄みわたる空雄郎歌碑登歌碑建つ蒲生野まぢか   ひらら
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Re: 2024.3.7(木)題詠「登」・鑑賞「月」
投稿日 : 2024/03/07(Thu) 16:39
投稿者 さらら
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1.ドンジョバンニ見終えて帰る寒空に月煌と照る一人の夜道   さらら

 2.月々に使用料払うサブスク式ソフトをわれも3つ利用す  たかし
サフスク式ソフト3つも利用して活躍する多忙な作者
初めて知った言葉です。
 
3.食べられぬ月桂樹の葉を二、三枚カレーに入るれば味は引き立つ  ひさお
月桂樹の葉を入れてカレーをつくる一味も二味も違う嶋田家オリジナル食べ物。奥様が料理を凝っておられたのが再現される。
 
4.月明かり映ゆ雪の道四つ辻にぐるぐると灯を回しいるは母   ひらら
娘の帰りを待つ母親の優しさ暖かさが伝わる一首。
ぐるぐると灯りを回し待つ母は月明かり映ゆ雪の四つ辻
 
5.さびしらのネアンデルタール人の遺伝子が目に残れるか 月が恋しい  ウプラ
愛 哀 寂が歌に漂う 遺伝子にまで届く いつもながら魅力的な歌いっぷり。月が恋しいが 最高の歌に着地している。
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Re: 2024.3.7(木)題詠「登」・鑑賞「月」
投稿日 : 2024/03/07(Thu) 16:15
投稿者 さらら
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花の名を教えくださる登先生と比叡の山に堀師を訪いし
                   さらら
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Re: 2024.3.7(木)題詠「登」・鑑賞「月」
投稿日 : 2024/03/07(Thu) 15:45
投稿者 たかし
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鑑賞(月)
1.ドンジョバンニ見終えて帰る寒空に月煌と照る一人の夜道   さらら
 ドン・ジョバンニ、女という女を虜にする美男子を主人公にしたモーツァルト作曲のオペラ。
作者のさららさんは見終えた後うっとりとして余韻をあたためながら夜道を帰っている。
そこへ「月煌と照る」自分もそのオペラの中の登場人物になったような気持ちがした。

 2.月々に使用料払うサブスク式ソフトをわれも3つ利用す  たかし

3.食べられぬ月桂樹の葉を二、三枚カレーに入るれば味は引き立つ  ひさお
 月桂樹の葉は食べても美味しくないが、料理に入れるとその香りで味を引き立てる。
歌は、そのままを言っているが、比喩などを利用すると光ると思った。

4.月明かり映ゆ雪の道四つ辻にぐるぐると灯を回しいるは母  ひらら
 おそらく作者のひららさんの娘時代、学校からの帰りか、職場からの帰りか、冬の短い日は暮れて暗い夜道、四つ辻まで母が灯りをもって出迎えていてくれた。若い娘に夜道は危険だから…
 意味は解りよい歌だが、リズム的にプツプツと切れ滑らかさがない。
例えば「月あかりの映ゆる雪道四つ辻にぐるぐる灯りを回せるは母」など。
 
5.さびしらのネアンデルタール人の遺伝子が目に残れるか 月が恋しい  ウプラ
 現人類(ホモサピエンス)が今も栄え、ネアンデルタール人が絶滅したのは、諸説あるが、ホモサピエンスとの交雑によって、数が少なかったネアンデルタール人は純粋種が保てなくなって絶滅したという説がある。
 そしてネアンデルタール人の女性は美女だったという説(金髪、碧眼)
 しかし私達現人類の遺伝子には今も数パーセントのネアンデルタール人の遺伝子が残っているという。白血球の働きの免疫の機能などはネアンデルタール人の遺伝子によるものという説がある。
 なぜ「さびしら」かというと、こういう「説」をいろいろ残しながら滅びてしまったところにロマンを感じるから。
 ウプラさんにはネアンデ遺伝子が少し多めに残っていそうだ。
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Re: 2024.3.7(木)題詠「登」・鑑賞「月」
投稿日 : 2024/03/07(Thu) 13:05
投稿者 ひさお
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エベレスト登攀者にも排泄物持ち帰ること義務づける世となれり ひさお
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Re: 2024.3.7(木)題詠「登」・鑑賞「月」
投稿日 : 2024/03/07(Thu) 13:03
投稿者 ひさお
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1.ドンジョバンニ見終えて帰る寒空に月煌と照る一人の夜道   さらら
 オペラ鑑賞に感激して余韻に浸りながら夜道を一人で歩いていると、寒月が煌々と輝き、昂った気持ちを少し冷ましてくれた。
 ドンジョバンニという独得の響きがいい。

2.月々に使用料払うサブスク式ソフトをわれも3つ利用す  たかし
 作者は仕事の関係で、販売管理や顧客契約管理などのサブスクリプションを提供してくれるサービスを活用している。
 ネットで調べたところでは「利用中のサービスや契約期間、請求サイクルなど顧客別に契約情報を一括管理する。システムが請求額の確定や請求書を作成する」とある。
 作者は3つのソフトの利用料を毎月支払っている。仕事をスムーズにやるためによき手助けになっているようだ。

3.食べられぬ月桂樹の葉を二、三枚カレーに入るれば味は引き立つ  ひさお


4.月明かり映ゆ雪の道四つ辻にぐるぐると灯を回しいるは母   ひらら
 街灯のない街。雪の積もっている夜、月明かりでかなり明るい。母親が作者の帰りを待っ     てくれていて、灯火をともし、ぐるぐる回し目立つようにしてくれている。
 「月明かり映ゆ」で切れているが、「映える」か「映ゆる」などとして続けた方がいいように思われる。

5.さびしらのネアンデルタール人の遺伝子が目に残れるか 月が恋しい  ウプラ
 現世人には4万年前に絶滅したと言われるネアンデルタール人のDNAの痕跡が存在していると言われている。作者は目にその遺伝子の特徴が表れているのではないかと考えた。
その着想が独特だ。
さびしらの「ら」は古語辞典によれば、接尾語。擬態語や形容詞などを承けて、その状態を表す。
月が恋しいと眺めるこの目に、さびしいネアンデルタール人の遺伝子の痕跡が残っているのであろうか、今自分もさびしい気持ちになった。
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Re: 2024.3.7(木)題詠「登」・鑑賞「月」
投稿日 : 2024/03/07(Thu) 09:46
投稿者 たかし
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新聞の一面ガザもウクライナも能登も消えしが新たなゾゾゾ  たかし
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Re: 2024.3.7(木)題詠「登」・鑑賞「月」
投稿日 : 2024/03/06(Wed) 21:18
投稿者 ひらら
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たかしさんへ
2月1日の詠草 削除消していただきたいです。お願いいたします。
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Re: 2024.3.7(木)題詠「登」・鑑賞「月」
投稿日 : 2024/02/03(Sat) 19:33
投稿者 ウプラ
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Re: 2024.3.7(木)題詠「登」・鑑賞「月」
投稿日 : 2024/02/03(Sat) 09:29
投稿者 たかし
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ウプラさん、2月はウエブ歌会があるので(2月23日・金曜日)全休です。
たどたどの次回は3月7日あああー
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Re: 2024.3.7(木)題詠「登」・鑑賞「月」
投稿日 : 2024/02/01(Thu) 23:13
投稿者 ウプラ
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