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2024.4.18(木)題詠「飼」・鑑賞「免」
投稿日 | : 2024/04/12(Fri) 09:15 |
投稿者 | : ひさお |
参照先 | : |
投稿日 2024.4.12(金)
参照先
2024.4.18(木) 題詠「飼」・鑑賞「免」
題詠「飼」
鑑賞「免」
出題者 ウプラさん
鑑賞「免」
1.自らを護るに弁舌とうとうとふるいし世耕も処分免れず たかし
2.運転をやめれば買物難民に免許返納近づきてはいる ひさお
3.逸子(いちこ)です自己紹介する友の友「免」にしんにょうに花子の子です ひらら
4.咲けばすでに散りゆく日々を免れず 鳩と一緒に見てゐる桜 ウプラ
Re: 2024.4.18(木)題詠「飼」・鑑賞「免」
Re: 2024.4.18(木)題詠「飼」・鑑賞「免」
Re: 2024.4.18(木)題詠「飼」・鑑賞「免」
投稿日 | : 2024/04/18(Thu) 22:00 |
投稿者 | : ウプラ |
参照先 | : |
1.自らを護るに弁舌とうとうとふるいし世耕も処分免れず たかし
事実を淡々と言葉にしているが、「自らを護るに」「とうとうと」「免れず」に作者の心持ちはきちんと読み取れる。
関係ないが、何を尋ねてもいつも即座に「弁舌とうとう」と答えることのできる人がいるが、あれは変だから信じないことにしている。
2.運転をやめれば買物難民に免許返納近づきてはいる ひさお
「近づきてはいる」の「は」にこの歌の味わいが凝縮している。近づいてはいるが、返納はそう簡単なことではないのである。助詞一つで伝わるものがある。
3.逸子(いちこ)です自己紹介する友の友「免」にしんにょうに花子の子です ひらら
「逸子(いちこ)」という名前も可愛いが、その字の説明が三つもあって、ふふっとしてしまった。素直で微笑ましいものに触れた気分。
4.咲けばすでに散りゆく日々を免れず 鳩と一緒に見てゐる桜 ウプラ
Re: 2024.4.18(木)題詠「飼」・鑑賞「免」
投稿日 | : 2024/04/18(Thu) 21:21 |
投稿者 | : たかし |
参照先 | : |
鑑賞「免」
1.自らを護るに弁舌とうとうとふるいし世耕も処分免れず たかし
2.運転をやめれば買物難民に免許返納近づきてはいる ひさお
買い物難民にはなりたくない。しかし年齢的なことを思うと免許返納の時期が近づいている。どうしたものか・・・悩ましい問題である。
迷っている様子が出ている歌。三句の「に」を「か」とする手もある。
3.逸子(いちこ)です自己紹介する友の友「免」にしんにょうに花子の子です ひらら
この字を書いて「いちこ」、「いつこ」もありそう。
字を分解して自己紹介する友の友、この歌は、そこに面白さがある。「友の友」は「友」でよいのではないか。「友達の友達はみな友達・・」というどこかで聞いた言葉もある。
4.咲けばすでに散りゆく日々を免れず 鳩と一緒に見てゐる桜 ウプラ
咲いた花は散る・・当たり前のことを言っているのだが、鳩を引っ張り出したことで、穏やかに晴れた日を感じる。のどかさも漂う。鳩が重要な役割を担った。
Re: 2024.4.18(木)題詠「飼」・鑑賞「免」
投稿日 | : 2024/04/18(Thu) 19:15 |
投稿者 | : ひらら |
参照先 | : |
1.自らを護るに弁舌とうとうとふるいし世耕も処分免れず たかし
政界、自民党のゴタゴタ。吾にはなかなか詠うのが困難なテーマ。サラリと詠えたらと作品の幅が広がるのにと思う。
2.運転をやめれば買物難民に免許返納近づきてはいる ひさお
免許返納後の生活の不便をあれあれ思慮されている。私も夫の退院後思い切り車を手放した。買い物も行動範囲も狭まった。タクシーも少く後悔。吾がもし怪我したら寄り添えないと言い聞かせて暮らしている。ひさおさんへ、運転は若さを保つ証でもあります。
3.逸子(いちこ)です自己紹介する友の友「免」にしんにょうに花子の子です ひらら
4.咲けばすでに散りゆく日々を免れず 鳩と一緒に見てゐる桜 ウプラ
咲いた桜は必ず散る。免れないこと他にもあるものです。
桜と鳩と作者 ばらばらのものでまとめているのに情景、情緒かふくらみ詩を感じる。
Re: 2024.4.18(木)題詠「飼」・鑑賞「免」
Re: 2024.4.18(木)題詠「飼」・鑑賞「免」
Re: 2024.4.18(木)題詠「飼」・鑑賞「免」
Re: 2024.4.18(木)題詠「飼」・鑑賞「免」
投稿日 | : 2024/04/18(Thu) 12:52 |
投稿者 | : ひさお |
参照先 | : |
1.自らを護るに弁舌とうとうとふるいし世耕も処分免れず たかし
自民党の裏金問題。参院自民党幹事長の世耕氏の弁明。弁舌さわやかだが、問題の核心には触れずじまい。離党処分を受けた。日頃正しいことを行うよう説いている人の、裏金についての反省が見られないのは残念だ。
2.運転をやめれば買物難民に免許返納近づきてはいる ひさお
3.逸子(いちこ)です自己紹介する友の友「免」にしんにょうに花子の子です ひらら
友の友の名前の漢字を丁寧に説明。いちこという名はめずらしい。
4.咲けばすでに散りゆく日々を免れず 鳩と一緒に見てゐる桜 ウプラ
咲く花は必ず散る。そんなことは気にしない鳩を持ってきたところがうまい。
Re: 2024.4.18(木)題詠「飼」・鑑賞「免」