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2024.6.27 題詠「好日」・鑑賞「素麺、そうめん」
投稿日 : 2024/06/21(Fri) 09:13
投稿者 ひさお
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   2024.6.27 題詠「好日」・鑑賞「素麺、そうめん」

   題詠「好日」
   鑑賞「素麺、そうめん」
   出題者 ひららさん

鑑賞「素麺、そうめん」
 1.我が妻は播磨の産にて素麺はほぼ揖保乃糸たまに三輪素麺  たかし

 2.喧嘩では絶対負けそうめんこなら勝つこともありべいごまもした ひさお

 3.赴任地美馬の弟の贈りこし半田素麺と箱入り酢橘(美馬〜徳島県美馬) ひらら

 4.失くしものさまざまあれどそれはそれ青水無月を素麺流る ウプラ

 5.一掴み古米を雀に撒いてやる吾のランチは今日も素麺   さらら
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Re: 2024.6.27 題詠「好日」・鑑賞「素麺、そうめん」
投稿日 : 2024/06/28(Fri) 00:48
投稿者 ウプラ
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1.我が妻は播磨の産にて素麺はほぼ揖保乃糸たまに三輪素麺  たかし
母が好物でよく食べていたが、「揖保乃糸」はとても美味しい素麺だ。こちらのスーパーでも買えるが通常のものよりお値段も張る。三輪素麺というのは三輪神社の辺りで作られるものをいうのだろう。播磨も三輪も日本の歴史にゆかりの深いところ。素麺っていつ頃からの食べ物なのかなあ、などと思いつつ。

 2.喧嘩では絶対負けそうめんこなら勝つこともありべいごまもした ひさお
最初「そうめんこ」って何だろうとしばらく考えてしまった。にぶっ。
座布団2枚あげたいです。

 3.赴任地美馬の弟の贈りこし半田素麺と箱入り酢橘(美馬〜徳島県美馬) ひらら
「半田素麺」というのは知らなかったが、徳島の美馬には洋蘭の苗屋さんがあり、何度か行った。酢橘はいただいたことがあるような気がする。
「弟が赴任地美馬より贈りこし」ですっきりすると思う。「美馬の酢橘」という言葉、爽やかでいいですね。

 4.失くしものさまざまあれどそれはそれ青水無月を素麺流る ウプラ

 5.一掴み古米を雀に撒いてやる吾のランチは今日も素麺   さらら
雀には米をあげて自分は今日も素麺を食べて、こともなし。という平和な毎日のルーティンが米と素麺という素材で活きた。
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Re: 2024.6.27 題詠「好日」・鑑賞「素麺、そうめん」
投稿日 : 2024/06/27(Thu) 22:02
投稿者 たかし
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鑑賞「素麺、そうめん」
1.我が妻は播磨の産にて素麺はほぼ揖保乃糸たまに三輪素麺  たかし

2.喧嘩では絶対負けそうめんこなら勝つこともありべいごまもした ひさお
 「そうめん」を「負けそう」と「めんこ」とに分解。これは見事だ。
 いつも分解したいと思いながら私は出来ない。
 喧嘩もめんこもべいごまも子供の頃のこと。素直にうまい。

3.赴任地美馬の弟の贈りこし半田素麺と箱入り酢橘(美馬〜徳島県美馬) ひらら
 美馬という地名を上手く生かしている。「酢橘」は「すだち」と読むのか。
 感情語を一切入れずにことがらだけを具体的に言っているのがいい。

4.失くしものさまざまあれどそれはそれ青水無月を素麺流る ウプラ
 流しそうめん、青水無月、一見無関係な「失くしもの」を「それはそれ」で繋げている。
 まあいいや、という感じか。
 私は今日失くしたものが出てきました。

5.一掴み古米を雀に撒いてやる吾のランチは今日も素麺   さらら
 雀に古米、今なかなか雀を見かけない。見かけても近くに来ない。
 常から古米などを撒いて慣らしておかないと・・・
 古米を雀に撒いておいて、自分は素麺をすする。自由自在の作者の現在がある。
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Re: 2024.6.27 題詠「好日」・鑑賞「素麺、そうめん」
投稿日 : 2024/06/27(Thu) 21:46
投稿者 たかし
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月末が近づけばわがパソコンはおもむろに好日仕様となりぬ  たかし
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Re: 2024.6.27 題詠「好日」・鑑賞「素麺、そうめん」
投稿日 : 2024/06/27(Thu) 20:51
投稿者 ウプラ
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スミマセン〜。歌評おくれます。
なんとか今夜中にと思ってます
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Re: 2024.6.27 題詠「好日」・鑑賞「素麺、そうめん」
投稿日 : 2024/06/27(Thu) 20:47
投稿者 ウプラ
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好日と口実は少し似てゐるね日々是口実なんちやつて(こら)
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Re: 2024.6.27 題詠「好日」・鑑賞「素麺、そうめん」
投稿日 : 2024/06/27(Thu) 20:14
投稿者 ひらら
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「素麺、そうめん」
は播磨の産にて素麺はほぼ揖保乃糸たまに三輪素麺  たかし
奥さまは播州産まれでたかし家の素麺
は播州素麺を常にいただくがたまには奈良の三輪素麺も。
細い素麺がお好みのよう。
さららさんの言葉のように「妻は播磨産まれ、か、生まれ」が良さそう。


2.喧嘩では絶対負けそうめんこなら勝つこともありべいごまもした ひさお
子供時代の思い出歌。めんこやべいごま遊び。テクニックと頭の巡りが必要そう。私はどちらも全くできなかった。
「そうめん」を「そう」と「めん」に分けて詠まれている。たかしさんの「素麺」「そうめん」の出題、こころこまやか。

3.赴任地美馬の弟の贈りこし半田素麺と箱入り酢橘(美馬〜徳島県美馬) 

 4.失くしものさまざまあれどそれはそれ青水無月を素麺流る ウプラ
青水無月ーいい言葉ですね。今回も学びました。植田の早苗、株立ちのすすむ緑。まわりいったいのみどりの田畑。森林。そして流し素麺の青竹の青。
つらい水無月の思い出を慰めてくれての日々を「それはそれ」と区切りをつけられている。

一掴み古米を雀に撒いてやる吾のランチは今日も素麺   さらら
4.
古米を啄む雀たちを室内からなんとなく眺めてるうちお昼になり今日もランチ
そうめんにの声が聞こえる











































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Re: 2024.6.27 題詠「好日」・鑑賞「素麺、そうめん」
投稿日 : 2024/06/27(Thu) 14:34
投稿者 ひらら
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Re: 2024.6.27 題詠「好日」・鑑賞「素麺、そうめん」
投稿日 : 2024/06/27(Thu) 12:50
投稿者 ひさお
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ゆるぎなき日中友好日韓も友好国たれ願ひは重し ひさお
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Re: 2024.6.27 題詠「好日」・鑑賞「素麺、そうめん」
投稿日 : 2024/06/27(Thu) 12:47
投稿者 ひさお
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1.我が妻は播磨の産にて素麺はほぼ揖保乃糸たまに三輪素麺  たかし
 奥さんは、長年食べ慣れた生まれ故郷の素麺の「揖保乃糸」を今でも食卓にだしてくれる。関西では三輪素麺が有名なので、たまにはそれを食べる。故郷の特産品に対する誇りと、味に対するこだわりを感じる。

2.喧嘩では絶対負けそうめんこなら勝つこともありべいごまもした ひさお

3.赴任地美馬の弟の贈りこし半田素麺と箱入り酢橘(美馬〜徳島県美馬) ひらら
 徳島県美馬郡つるぎ町の半田というところで作られる「半田素麺」は特産品らしい。
 その半田素麺の汁に酢橘を絞りおいしくいただく。
 酢橘という漢字は知らなかった。もともとスタチバナと言われて酢として食されていて、
 スダチと言われるように変化したらしい。
 素麺と酢橘をセットで送ってくれる弟は思いやりがある。

4.失くしものさまざまあれどそれはそれ青水無月を素麺流る ウプラ
 水無月に青がつくと、随分青葉の繁るみずみずしい感じが増幅される。
 作者はこれまでの人生において、旧暦六月に失くしたものは数多い。家族の亡くなられたのも6月であるかもしれない。それはそれとして、このみずみずしい時期に流しそうめんをいただくのは本当においしいものだ。山紫水明のキャンプ地で、おいしそうに流される素麺が目に浮かぶ。

5.一掴み古米を雀に撒いてやる吾のランチは今日も素麺   さらら
 米を雀に撒いて食べさせる。自分は昼食によく素麺を食べている。独り身の侘しさを慰めるシーンである。
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Re: 2024.6.27 題詠「好日」・鑑賞「素麺、そうめん」
投稿日 : 2024/06/27(Thu) 11:26
投稿者 さらら
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1.我が妻は播磨の産にて素麺はほぼ揖保乃糸たまに三輪素麺  たかし
素麺の産地からの流れで播磨の産と面白くされたと思うが 播磨の生まれとされてもいいと思う。
 
2.喧嘩では絶対負けそうめんこなら勝つこともありべいごまもした ひさお
作者の少年時代が浮かぶ歌 喧嘩は怖くて避けているがめんこなら日々熟練しているので勝つこともあると腕が鳴るのである。
 
3.赴任地美馬の弟の贈りこし半田素麺と箱入り酢橘(美馬〜徳島県美馬) ひらら
愛する弟さんより赴任先の美馬から半田素麺など届く。姉として彼の無事を常に祈願されている。そこに素麺の贈り物 両手を挙げて大喜び。
 4.失くしものさまざまあれどそれはそれ青水無月を素麺流る ウプラ
古くは清音。「水の月で、水を田に注ぎ入れる月の意 陰暦6月の異称と辞書にある。諸々のなくしたものと素麺流るを1首に具体的表現され感心しています。

 5.一掴み古米を雀に撒いてやる吾のランチは今日も素麺   さらら
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Re: 2024.6.27 題詠「好日」・鑑賞「素麺、そうめん」
投稿日 : 2024/06/27(Thu) 11:15
投稿者 ひらら
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茨木の好日荘の瑠璃柳一花一枝が根付き咲き継ぐ ひらら
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Re: 2024.6.27 題詠「好日」・鑑賞「素麺、そうめん」
投稿日 : 2024/06/27(Thu) 10:56
投稿者 さらら
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インドより帰国の堀師の話聞く以来好日に五五年経る   さらら
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