春日真木子(近江神宮)

 

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春日真木子歌碑

人間の知恵のはじめよひそひそと秘色の水に刻まあたらし

平成19年10月6日除幕  

大津市神宮町 近江神宮境内

 

近江神宮の漏刻に接し、刻を水に繋げ

た古人の英知に感銘し、水と時間の連

続性、永遠性へと思いを巡らしての一首

歌碑の裏面

歌人春日真木子は1926年生れ。1955年父松田常憲が編集、及び発行を担う「水瓶」に参加、1982年より発行人、2003年より代表となる。神秘な時の流れの中での人間存在を、物に寄せて格調高く表現する歌風を以って知られ、歌集、歌書、その他文業が多い。

短歌誌「水瓶」は、1914年創刊、2008年に95周年を迎えるにあたり、春日代表の長年に亘る業績を讃え、この歌碑を建てる。

2007年10月6日 春日真木子歌碑建立委員会