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WEB歌会
投稿日 : 2016/01/10(Sun) 20:37
投稿者 にしむら
参照先
1月も三分の一が過ぎました。
次は2月にやろうと言っていたウエブ歌会、そろそろ準備が必要な
時期になってきました。

詠草を集める担当は、花田さんにしてもらいたいと思っています。
花田さんは、もうしばらくしたらお母さんの故郷へ行き、そこで
しばらく過ごすということなので、どうしたらよいかと考えました。

「投稿フォーム」がありますが、これを、花田さんにとどくように
セットしておきます。
そうすると、花田さんがどこに居ようと、そのメールアドレスに
詠草が届きます。
そうしようと思いますので、よろしくお願いします。
なお、2月の次は5月ですが、そのときは、詠草を集める係をしても
よいと思われる方は、西村でも花田さんに詠草を送るときにでも
そのことをメールなりで、申し出てくださると嬉しいです。
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Re: WEB歌会
投稿日 : 2016/02/27(Sat) 16:50
投稿者 竹内典子
参照先
はなゆきさん、たかしさん、きたっちさんへ
お返事ありがとうございました。
「結び流れ」というのは知っていましたが「こそ」の省略もあるとは知りませんでした。つまり、已然形が文末に来る場合、詠嘆の気持ちととっていい。
私が迷ったのは「見ゆれ(ど)」と、逆説で続くのかもしれないと思ったからです。「啄木を思い出すときには必ず・・・・揚げる彼が見えるのだが(しかし、もう彼はいないのだなぁ)」
 ○五月野の浅茅をてらす日のひかり人こそ見えね青がへる鳴く  斉藤茂吉
この場合は「人は見えないが・・」と逆説用法だそうです。しかし、「思ふとき・・」の歌は倒置なので「見ゆれ」が文末で詠嘆。思想にまつわる歌ですね。
かなり納得できました。そうとわかればもうちょっと意味の微妙な歌も自信をもって鑑賞できます。
Re: WEB歌会
投稿日 : 2016/02/27(Sat) 13:22
投稿者 たかし
参照先
「見ゆれ」の使用例、他にもひとつ見つけたので、紹介。

白き花もとの蕾にかへりたる不思議と見ゆれ子の「寸(そん)」の死よ

これは与謝野晶子の歌です。晶子11人目の子供となるはずだった
この子は「寸(そん)」と名付けられたが、生後二日目に亡くなる。
その死を悼んで詠んだ歌。

この歌の「見ゆれ」も、「見ゆれば」や「見ゆれども」とは思えず、
「不思議」や「見ゆる」を強めていると感じる。
Re: WEB歌会
投稿日 : 2016/02/26(Fri) 23:05
投稿者 きたっち
参照先
こんばんは〜

文法は難しいですね。。。暗いは暗いでも私には暗号のようです。
のりこさんのご質問の歌、私は、
(俺が)思い浮かべる時の啄木っていっつも笑顔で左肩を揚げて(くるん)だよねぇ
という感じに取りました。
なので、たかしさん同様、強調してるのかな、と思いました〜

そんなこんなの頼りない担当ですが、皆さん、5月29日、よろしくお願いします〜
Re: WEB歌会
投稿日 : 2016/02/26(Fri) 22:47
投稿者 たかし
参照先
さらに、さらに乱暴なことを言えば、
私は文法なんて後から勝手に歌に引き寄せたらいいと思ってます。
まず文法ありき・・・なんだったら、歌なんか放ってしまう。
Re: WEB歌会
投稿日 : 2016/02/26(Fri) 22:37
投稿者 たかし
参照先
だから(↓下のつづきです)
見ゆれ・・は、【見える】の強意だと思う。
Re: WEB歌会
投稿日 : 2016/02/26(Fri) 22:10
投稿者 たかし
参照先
まったく文法を無視して、この歌をわたし的に鑑賞します。

思ふとき必ず見ゆれ微笑みて左の肩を揚ぐる啄木

「思うとき」思っているのは作者です。
何を思うのか?
=啄木を思うとき。啄木は鉄幹よりも三歳年下で、ほぼ同年代
(この歌、鉄幹の歌では?)

問題の「見ゆれ」
「見ゆれ」=見える・・・必ず見える(必ず私には見えるのだ)

微笑みて左の肩を揚ぐる啄木・・・が。
Re: WEB歌会
投稿日 : 2016/02/26(Fri) 21:35
投稿者 はなゆき
参照先
のりこさんへ

文法に暗い、人生も暗い?わたしの素人的判断です。
歌の意味からして、係結び以外にないのでは
「こそ…見ゆれ」
ですよね。
文法も時代によって少しずれが出る、変化というのか、していますよね(本かラジオかで知った記憶あるのだけど…)。
時代が下ると係結びの法則も緩やかになって、「こそ」がない歌もある。どんな歌?と言われても出てこないけど。
「啄木こそ見ゆれ」で「こそ」の省略ではないかと思うのですが。

ぜんぜん違うじゃん!と思われる方はどうぞ書き込みをよろしくお願いします!

恥を忍んで……勇気を振り絞って……書いた次第

はなゆき
Re: WEB歌会
投稿日 : 2016/02/26(Fri) 17:04
投稿者 竹内典子
参照先
皆さん、お返事ありがとうございました。
古典文法については、最近はともかく以前は「好日」に限らずあまりうるさく言われなかったそうです。なので、歌歴の長い方々にとって文法は新しい課題なのだと聞いたことがあります。たかしさんも苦手らしいし、かく言う私も文法には暗く、恥ずかしながら短歌の文法書を4冊も買っています。意味がわからないときは文法書に頼るしかないので、その4冊を駆使して近代短歌など珍妙なる解釈をするわけですが、そんな状態ですのでどなたでも知っていることはどんどん教えてくださいますようお願い申し上げます。

そこで、わからないこと・・・下記の歌の場合の已然形「見ゆれ」のはたらきは何でしょうか?。
○思ふとき必ず見ゆれ微笑みて左の肩を揚ぐる啄木    尾上柴舟
係り結びでもないし、「ども」の省略?・・強意とか詠嘆かなぁ・・?そんな気はするけどはっきりしない。今回の「しか」とは関係なく、以前から疑問だったので知っている方、おしえてください。

接続助詞「ば」は、已然形接続の場合3つくらい意味があるし、使用頻度も高いのでチェックもれの方はどなたも要チェック。

もう日差しは完全に春ですね。
WEB歌会終わっちゃってなんだかさみしいなぁ。あの疾走感がいいんだな・・
だはだは、じゃないわ、ではでは。     
 のりこ
Re: WEB歌会
投稿日 : 2016/02/25(Thu) 23:13
投稿者 きたっち
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のりこさん、ひさおさん、歌に立ち止まってくださってありがとうございます。
分かりやすい歌なので皆さんの読んでいただいたので合っています。
すみこさんの読みの通りです。
下句のシーンが先にあって、上句を後から思い出して作りました。
何故、祈りの香りにしたか?は、仏壇に経をあげる父の、
その際の香りと同じであったからです。
上句は見たまんまの情景です。ニットをお召しになっていて、
その毛羽立ちと白髪とがきらきらした感じでした。
「祈りのよき香」へ自然につながれば…と、「まとう」を入れました。

主語の統一については、なるほどなぁ…と思いました。
再考します。
Re: WEB歌会
投稿日 : 2016/02/25(Thu) 09:13
投稿者 きたっち
参照先
おはようございます〜
たかしさん、一字あけの疑問にお答えくださりありがとうございます。
あの時、質問とは別に私が「?」と思ったことに一字あけの表記もありました。
なかさんはこれを「一字あけ」、Yuckyさんは「一字空け」、たかしさんは「一字開け」とされていました。検索してみると「一字明け」というのもありました。
で、私はというと、最初に聞いてこられたなかさんの表記で答えたものの、
感覚としてはYuckyさんの「空」であり、一字空けは「一マス空け」、
声に出して読む時は「一拍空け」と、そこは「0」なんです。
いわゆる「リセット」という感じで、一字として数えるというのが不思議でした。
そこには何もないと勝手に解釈していたのかも知れませんね。。。
つづく…
Re: WEB歌会
投稿日 : 2016/02/25(Thu) 09:11
投稿者 きたっち
参照先
…つづき
なので、その後に、なるべくなら使わない方がよい、とおっしゃってたと思うのですが、
私は、先のように場面設定を変えるような場合、例えば四句目まで一気に読んで、
五句目にかかるときに息を吐かせるような場合、などに効果的だなぁ〜と感じています。
ただ、読みづらいから…というだけで一マス空けることはなるべく避け、
推敲の余地があるかもと立ち止まるべきではないか、と思っています。

その他、作者の弁については、また後で書きます。。。(仕事に出向くので…)すみません〜
Re: WEB歌会
投稿日 : 2016/02/24(Wed) 10:39
投稿者 ひさお
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 しつこいようですが、短歌の字数について、気づいたので追加します。
声を出して読んだ時の音を数えるという原則から次のようになると思います。
句読点(。 、)を使用した作品をときどき見かけますが、句読点は字数に
数えない。

今回のWEB歌会の各人の詠草の疑問点は、既におおかた作者から説明が
なされたようですが、きたっちさんの「よき香」については、まだ作者から
説明がないように思います。ぜひ説明をお願いしたい。
Re: WEB歌会
投稿日 : 2016/02/24(Wed) 00:02
投稿者 なか
参照先
みなさんのアドバイスで勉強させていただいてます。

やはり一字あけは、印象が強い分、安易に使うと歌をそこねてしまう、諸刃の剣だなぁと思いました。
Re: WEB歌会
投稿日 : 2016/02/23(Tue) 21:50
投稿者 新國 由紀子
参照先
実験です。
この書き込みが送れるかどうか…?
Re: WEB歌会
投稿日 : 2016/02/23(Tue) 21:35
投稿者 ひさお
参照先
すみません。チョコは2音です。こんなところで間違っていると混乱をまねいてしまいます。
申し訳ありません。
「ジェット機は飛ぶ」は7音であると思います。  
ジェ  1音
 ッ   1音
 ト   1音
 機は飛ぶ   4音
                   
Re: WEB歌会
投稿日 : 2016/02/23(Tue) 20:54
投稿者 たかし
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歌会終了後に、次々と難問が飛び込んできますね。いや、嬉しいのですが・・・
お昼休みのなかさんの質問に答えた私のコメントをもう一度
ここに要約を書きますと、

「原稿用紙に書く場合を考えると、マス目をヒトマス使うので、
一字分となる。
しかし、歌を声に出して読む場合は、空白部はゼロなので、字数には
数えない。
なので、結句が「 いえのルール」だとしたら、書いた場合は七マス
使うので、一字分となる。
しかし声に出して読むと、六字分で、字足らずです・・・・

と、こう書いて「私の頭はここまでです。
つまり、実際にここまでのことしか、私には、言えませんでした。

ですから、今、ひさおさんが書いたことの方が、優れた回答だと
思います。

例として、書かれている言葉(拗音・促音)で、
果樹(かじゅ)の2音はそうだと思いますが、チョコも2音じゃないのですか?

また促音ですが、例えば結句が「ジェット機は飛ぶ」だったとしますと、
これは私的には七音なのですが、
どうも私は自分の感覚だけで判断しますので・正式にどうなのか分かりません。
この「ジェット機は飛ぶ」、ひさおさん的にも七音ですか。
Re: WEB歌会
投稿日 : 2016/02/23(Tue) 19:50
投稿者 ひさお
参照先
たかしさんが、短歌の字数について書いてくれています。素人の私がそれに関して教えを乞うため、遅まきながら書かせていただきます。
三十一文字というのは、書いた字数ではなく、声に出して読んだ時の音の長さが三十一であるということ。
拗音はまとめて1音(かじゅ…2音、 ちょこ…3音)
促音(つまる音)は1音(りっぷ…3音、 けっして…4音)
長音符号(−で表される)は1音(チューリップ…5音)
撥音(ん)は1音
記号(!、?)は通常は音数に入れない
一字空けの空白は音数にいれない
以上でいいでしょうか。
Re: WEB歌会
投稿日 : 2016/02/23(Tue) 15:29
投稿者 たかし
参照先
21日の歌会の日に、集中して迷惑メール、
(○○○○のバッグや時計や、偽ブランド品を売るサイトからの)
があり、連絡ボードの内部にまで、書き込まれていて、
順番(月日)がめちゃくちゃになってしまいました。

これはその夜のうちに削除して修復したのですが、今後、こうした
迷惑書き込みを防ごうと思い、その防止策を掲示板に施しました。

そうしましたところ、今までにお二人の方から、
「掲示板に書き込めなくなった。拒否された・・」というメールが
ありました。
大変申し訳ありません。事情は以上のようなわけで、排除しようと
か、そういうことでは、決してありません。

過剰に防御措置を取っていたためかと思います。
ただ、これを全部取り払うとまたまた迷惑書き込みがどっと来るので
すこし緩めました。
お試しいただいて、まだ書き込めないという方は、メールでご連絡
ください。
Re: WEB歌会
投稿日 : 2016/02/23(Tue) 12:19
投稿者 たかし
参照先
なかさん、
ご参加ありがとうございました。
あたらしい空気が吹き込まれました。次回もよろしくお願いします。
Re: WEB歌会
投稿日 : 2016/02/23(Tue) 01:03
投稿者 なか
参照先
web歌会、楽しかったです。

竹内様
 私の歌は、後輩諸氏とのやり取りで「今どきの子だなぁ」という思いを詠んだものです。可愛い後輩であるゆえに「もう少しことばを選ぼうね」という思いも少し含んでいます。


 
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