5.われがちに落ち来る雪もすぐに止みにこにこ顔の陽が顔を出す 凧あげ
雪が「われがちに落ち来る」の表現は面白い。春の淡雪(湿り気のある雪)である。
いまの季節の雪をよくあらわしている。
「われがちに」が巧み。
かなりの振り方だったと推測される。。
「にこにこ顔の陽」に気持ちも明るくなった。
冒険はないが安定感がある。
「にこにこ顔の陽」?まず不思議に思った。なぜこの表現?
「われがちに」「すぐに止みに」・・
「に」の重なりが気になった。「すぐ止みて」などではいけないか?
意識的に「に」を多用した?
「にこにこ顔の陽」幼児に言うような表現、わざとこうしている、のだろう。
5.われがちに落ち来る雪もすぐに止みにこにこ顔の陽が顔を出す 凧あげ
理屈を言えば、「日が差せば人はにこにこ顔に」だろうと思いますが、さて。
我がちに降る雪とは、雪の粒子がわかるような感じがする。
降りしきる大雪ではなく、春の沫雪に賛成。
作者は晴れた日の陽光を人一倍好んでいる人なのだと思う。
ウプラさん「止みに」ではない。読み間違い。
お日様を見ただけで嬉しくなる素直な感覚を感じましたが。
上句は今の時期の雪を巧みに大人ぽく詠み、下句、ニコニコ顔の陽には 子ども画用紙のコーナに描くお日様のような明るさ無邪気さが、希望も感じる。