おなまえ
タイトル
コメント
アイコン	ごくう はなゆき ウプラ ひらら kimi ひさお 方舟 まさひろ たかし たか さらら 赤ずきん woman [アイコン参照]
文字色	■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
削除キー	（英数字で8文字以内） クッキー保存

７．すれ違ふ影やはらかな黄昏をデパートといふ光の箱へ　　おしくらまんじゅう

　「すれ違ふ影やはらかな黄昏」：影がくっきりとはせず、薄めの柔らかな感じの夕方。工夫された表現だ。
「光の箱」：明るい照明に満たされていて、欲しいものを買いたいという希望も感じさせる。

「デパートといふ光の箱」うん、と納得する表現・言葉。
上句の「すれ違ふ影やはらかな黄昏」は、この優れた下句へ導くためのよく手入れされた細道。

何か上流の貴婦人のような風格を感じさせる歌。なぜか上の句は、晶子の「こよひあふ人みなうつくしき」を想起させる。

何を言いたいのかわからない歌。

７．すれ違ふ影やはらかな黄昏をデパートといふ光の箱へ　　おしくらまんじゅう

何かを主張するのではなく、黄昏の都会のおしゃれな雰囲気を、柔らかく表現したという作品なのではないですか。

なにかすてきな物を買うためにデパートへ行くというわくわくした気持ちが秘められている。

「すれ違う影やはらかな黄昏」巧いですね、光りの箱も
地下の惣菜売り場へ急ぐ人ではなと思いました。

ひさおさんに賛成。そのワクワク感が読み取れなければいけませんね。

デパートを　光の箱といったのは、いい得て妙。柔らかな黄昏のなか、よく言えている。