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2025.4.17(木)題詠「飴」・鑑賞「米」
投稿日 : 2025/04/11(Fri) 09:30
投稿者 ひさお
参照先
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  2025.4.17(木)題詠「飴」・鑑賞「米」

  題詠「飴」
  鑑賞「米」
  出題者 ウプラさん

鑑賞「米」

1.封筒に1合の米持参するお伊勢参りの修学旅行  さらら

2.朝昼晩米のご飯を食べながら米の字つかう歌の少なし  たかし

3.食品の値上がり続き主要なる米価が二倍をこゆるに苦しむ  ひさお

4.帰省の度米原駅のホームで買う鱒寿司のあらず井筒屋廃業  ひらら

5.もち米のとぎ汁にさへ妣は揺れいそいでねつて急ぐでもなく  ウプラ
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Re: 2025.4.17(木)題詠「飴」・鑑賞「米」
投稿日 : 2025/04/19(Sat) 00:38
投稿者 ウプラ
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ひさおさんへ
お題忘れてしまいました。
ごめんなさい!
ありがとうございました!
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Re: 2025.4.17(木)題詠「飴」・鑑賞「米」
投稿日 : 2025/04/18(Fri) 23:11
投稿者 たかし
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そうでしたか。ありがとうございました。納得しました。
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Re: 2025.4.17(木)題詠「飴」・鑑賞「米」
投稿日 : 2025/04/18(Fri) 21:15
投稿者 ウプラ
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たかしさんへ
こんばんは〜。
もち米のとぎ汁にさへ妣は揺れいそいでねつて急ぐでもなく  ウプラ
いつもながら時間切れで、あちこボロがでています。
漢字だと「急いでねつて」です。もち米は洗うとき練ったりしません(笑)
「さへ」もここ(たどたど)なら違うものにすればよかったと思っています。いかにも母恋いって感じですよね。
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Re: 2025.4.17(木)題詠「飴」・鑑賞「米」
投稿日 : 2025/04/18(Fri) 19:59
投稿者 ひさお
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3.食品の値上がり続き主要なる米価が二倍をこゆるに苦しむ  
批評をいただきありがとうございます。
原案の「苦しむ」はこれが言いたかったということは否定できないが、4句、5句がそれぞれ一字あまりでなんとかしたい。
ひららさんの「主食の米の値段」という案は句切りが難しくなるのでパスします。
ウプラさんの固いという批評にはちょっと対応がむつかしいように思う。
たかしさんの案をそのままいただくと次のようになります。
「食品の値上がり続き主要なる米の値段が二倍をこゆる」
これで字余りもなくしっかりした作品にはなったのですが、誰が詠んいるのか,個性のない作品になると思います。
ということで、まだ解決できていません。
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Re: 2025.4.17(木)題詠「飴」・鑑賞「米」
投稿日 : 2025/04/18(Fri) 07:48
投稿者 たかし
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5.もち米のとぎ汁にさへ妣は揺れいそいでねつて急ぐでもなく  ウプラ

 ウプラさんの歌の第4句「いそいでねつて」は漢字にしたばあい
「急いで練って」なのでしょうか?
わたしは米を研いでいる状態と思うので「練る」はないと思い、
これは話し言葉「急いでね」と作者がつぶやいているのかと思ったのですが。
「作者の弁」を所望。
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Re: 2025.4.17(木)題詠「飴」・鑑賞「米」
投稿日 : 2025/04/17(Thu) 23:06
投稿者 ウプラ
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こねこねと一心にこねる水飴に奇妙な集中ありし幼年 
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Re: 2025.4.17(木)題詠「飴」・鑑賞「米」
投稿日 : 2025/04/17(Thu) 22:25
投稿者 ひらら
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1.封筒に1合の米持参するお伊勢参りの修学旅行  さ
お米が米穀手帳、配給で買う頃かな。農家の私の暮らしではおぼつかないけど。街の親戚に留まりに行く時はお米持参で行った。六年生の伊勢旅行の思いでとその世代が分かる。

2.朝昼晩米のご飯を食べながら米の字つかう歌の少なし  たかし この歌も農家の作者でないとわかる。わたしは米作、新米等詠んだ。去年今年、米の報道も多くお米の歌、社会、生活詠、皆詠まれ投稿歌にも掲載せれるのではとおもう。

3.食品の値上がり続き主要なる米価が二倍をこゆるに苦しむ  ひさお
スーパーの米価には驚く。主食ゆえに。「主要」を主食の米の値段とされたらと思った。


4.帰省の度米原駅のホームで買う鱒寿司のあらず井筒屋廃業  ひらら

5.もち米のとぎ汁にさへ妣は揺れいそいでねつて急ぐでもなく  ウプラ
いつもいつも亡き母上を思い続けてられる日日」。日々の洗米でなく餅米を研ぐ特別な今日も亡き母上が浮かび研ぎ汁にすがた揺れて声さへ聞こえる。
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Re: 2025.4.17(木)題詠「飴」・鑑賞「米」
投稿日 : 2025/04/17(Thu) 22:22
投稿者 ウプラ
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1.封筒に1合の米持参するお伊勢参りの修学旅行  さらら
「お伊勢参り」、「お伊勢さん」。上に「お」がついて、神殿でありながら日本人ならではの親愛の情が感じられる語感。すっきりとまとまっているし具体も目に見えるよう。
遠い思い出だと思うので「持参した」がよいか??「持参して」でゆるやかな流れにもなる、と楽しんで読んだ。

2.朝昼晩米のご飯を食べながら米の字つかう歌の少なし  たかし
「米の字つかう」言葉というと、「酒粕」「粕漬け」「玄米(黒米、赤米、白米)」「米蔵」や「米原」なども含まれる。そういえばやや古くて懐かしいものが多い。暮らしから離れた歌が多いということかもしれない。

3.食品の値上がり続き主要なる米価が二倍をこゆるに苦しむ  ひさお
主食である米の値段が下がらなくて大変という昨今の世情を取り上げた。
「食品」「主要」「米価」と漢語が続き、硬い感じがするので、どこかほぐしたいと思った。

4.帰省の度米原駅のホームで買う鱒寿司のあらず井筒屋廃業  ひらら
「鱒寿司」、笹の葉と鱒と白米の色がきれいな押し寿司。富山の名物かと思ったら米原の駅弁にもあったらしい。実家への土産かもしれない。「井筒屋」の固有名詞にも味があり、いい感じだ。定型にのせてみると「帰省する度に米原駅で買う鱒寿司あらず井筒屋廃業」。

5.もち米のとぎ汁にさへ妣は揺れいそいでねつて急ぐでもなく  ウプラ
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Re: 2025.4.17(木)題詠「飴」・鑑賞「米」
投稿日 : 2025/04/17(Thu) 21:49
投稿者 たかし
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鑑賞「米」
1.封筒に1合の米持参するお伊勢参りの修学旅行  さらら
 「封筒に1合の米」何時の頃だろう。おそらく戦後すぐの頃ではないか。昭和20年代と思う。
 米というものが如何に貴重なものであったか。そういえば昔引越しをすると大家さんに「米穀通帳」というものを渡した。
 今でいえばマイナカードみたいなものか。忘れていた大切なことを思い出させてくれた貴重な歌。
 リズムも安定している。

2.朝昼晩米のご飯を食べながら米の字つかう歌の少なし  たかし

3.食品の値上がり続き主要なる米価が二倍をこゆるに苦しむ  ひさお
 米の値上りが止まらない。政府が「備蓄米」を何万トンも放出しているが米不足であり、値段は安くなっていない。
 結句の「苦しむ」は言わなくてもよかったのではないか。
 「米価が」を「米の値段が」とすれば、結句は「二倍をこゆる」で終わって「苦しむ」は省けると思うのだが、作者は「苦しむ」を言いたかったか。

4.帰省の度米原駅のホームで買う鱒寿司のあらず井筒屋廃業  ひらら
 米原駅では「鱒ずし」を売っていたのですか。
 わたしは奈良へ近鉄電車の特急で行くとき「柿の葉寿司」を買って食べながら行ったことが何回かありますが、
 米原駅で鱒ずしは知らなかった。米原駅に行く機会がほとんどないので。
 鱒ずしが無かったことから駅弁の「井筒屋」の撤退を知ったということか。
今年の3月で駅弁事業から撤退をしたという。各地の駅弁が廃れていくのは、私は「鉄ちゃん」ではないけれど残念で惜しい気がする。
歌として見ると少し散文的な感じ(自分の歌を棚に上げての話ですが)。

5.もち米のとぎ汁にさへ妣は揺れいそいでねつて急ぐでもなく  ウプラ
 妣は「亡き母」のことで、もち米をといでいるそのとぎ汁の揺れるのにも妣が映る。
 「いそいでね」と言っているのは妣なのか?それとも自分が言っているのか。
 これは母を亡くして間もない頃の歌なのではないだろうか。
 常に母のことが頭にある状態の作者である。下句の「いそいでねつて急ぐでもなく」がそう思わせる。
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Re: 2025.4.17(木)題詠「飴」・鑑賞「米」
投稿日 : 2025/04/17(Thu) 15:14
投稿者 ひらら
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詠草

すり餌して目白飼いし祖父手作りの竹籠納屋に濃き飴色す ひらら
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Re: 2025.4.17(木)題詠「飴」・鑑賞「米」
投稿日 : 2025/04/17(Thu) 14:33
投稿者 たかし
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黒船の頃から油断のならぬ国アメリカは塩っぱい飴玉くれる  たかし
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Re: 2025.4.17(木)題詠「飴」・鑑賞「米」
投稿日 : 2025/04/17(Thu) 13:09
投稿者 ひさお
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飴と鞭ならあり得てもトランプは鞭だけ翳し威迫を続く  ひさお
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Re: 2025.4.17(木)題詠「飴」・鑑賞「米」
投稿日 : 2025/04/17(Thu) 13:07
投稿者 ひさお
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1.封筒に1合の米持参するお伊勢参りの修学旅行  さらら
 伊勢への修学旅行。5年生か6年生のころであろう。戦後の米の貴重な時代なので、賽銭のかわりに、米1合をお供えしたという思い出である。なつかしい時代である。農家でない人は米を持っては行けなかったであろう。

2.朝昼晩米のご飯を食べながら米の字つかう歌の少なし  たかし
 毎日3度米のご飯を食べるので、米とは切っても切れない深いつながりがある。しかし米と言う字を使った短歌を作ることは少ない。食品自給率の低い日本では主食の米の安定供給が極めて大切なので、需給の乱れている今は多くの歌が生まれるのではないか。

3.食品の値上がり続き主要なる米価が二倍をこゆるに苦しむ  ひさお

4.帰省の度米原駅のホームで買う鱒寿司のあらず井筒屋廃業  ひらら
井筒屋が米原駅での駅弁を今年2月末で廃業したというニュースがあった。
これまで作者は長浜へ帰るとき米原駅で鱒寿司を買うことにしていたのだが、その楽しみがなくなったと嘆いている。
「ホームで買う」という表現は問題があるように思う。これまで買っていたということを言いたいのであろうと思われるので、言い換えるべきであろう。字数の関係で推敲が必要となる。

5.もち米のとぎ汁にさへ妣は揺れいそいでねつて急ぐでもなく  ウプラ
 餅つきをするためかあるいは赤飯を炊くためかともかくもち米を研ぐ。その研ぎ汁に亡き母の顔が見えて揺れている。
4句・5句「いそいでねって急ぐでもなく」が分かり難い。
研いでいる米をいそいでかき混ぜて、亡き母の顔を消したということか。
最後の「急ぐでもなく」は、もち米を研いでからやるべきことを別に急いでいるわけではないと、状況の説明をしているようだ。
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Re: 2025.4.17(木)題詠「飴」・鑑賞「米」
投稿日 : 2025/04/14(Mon) 19:59
投稿者 ひさお
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さららさんの詠草が追加されました。(4月13日)
たかしさんありがとうございます。
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Re: 2025.4.17(木)題詠「飴」・鑑賞「米」
投稿日 : 2025/04/13(Sun) 11:18
投稿者 ウプラ
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こんにちは
5月の日曜日で空いているのは4日。
そのほかの休日は、すべてOKです。
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