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11/8 題詠「便」、鑑賞&批評「現」
投稿日 | : 2018/11/02(Fri) 10:09 |
投稿者 | : フミコ |
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11/8 題詠「便」、鑑賞&批評「現」
鑑賞&批評文に対して
投稿日 | : 2018/11/10(Sat) 20:05 |
投稿者 | : ひろゆき |
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題詠の提出された作については一応二行を目途にしています。
私は自作に感想等お寄せくださった方々に対してね作者の思いとして
或いは作成意図としての説明・弁解?文が長すぎないかと懸念をし、問うたつもりです。
ご理解いただきますように。
Re: 11/8 題詠「便」、鑑賞&批評「現」
投稿日 | : 2018/11/09(Fri) 21:52 |
投稿者 | : なか |
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なかです。
皆様、批評していただきありがとうございました。
「言葉足さぬか」・「言葉足せぬか」 悩みどころです。
「言葉足せぬか」が正解だと思います。
心の中のつぶやき、上手く表現できませんでした。
ちなみに
月末の現状報告メールにて〉余白にきみの言葉足さぬか
〈月末の現状報告メールにて〉余白にきみの言葉足さぬか
が最初に送信した歌。うふふ。
追伸
皆さんの批評ができずに申し訳ありません。
歌を出すだけで いっぱいいっぱい の なか です。
Re: 11/8 題詠「便」、鑑賞&批評「現」
投稿日 | : 2018/11/09(Fri) 19:06 |
投稿者 | : ひさお |
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7. 一合の晩酌にして効きたるや夢現なり秋の深まる ひさお
批評ありがとうございました。
「わずか一合のお酒」をどのように表現するか、一応考えました。
寝不足気味で疲れていると、本当に朦朧とすることがあります。
Re: 11/8 題詠「便」、鑑賞&批評「現」
投稿日 | : 2018/11/09(Fri) 17:31 |
投稿者 | : たかし |
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たどたどの長文は大丈夫ですので、これからもどうぞ。
「ウエブ歌会」は瞬間的に読まねばならないのでなるべく短く
私の5. 尖端は何処にありやなど思い「現代短歌新聞」を読む
ありがとうございました。
最初は「何処にありやなど思わず」としていましたが、自分の心を覗くと
それでは真実ではないし、なんだか意地を張っているみたいに感じたので、
素直に「など思い」に訂正しました。
肯定の批評をいただいたので、直してよかったと思っています。
Re: 11/8 題詠「便」、鑑賞&批評「現」
投稿日 | : 2018/11/09(Fri) 13:36 |
投稿者 | : ひさお |
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ひさおさん 晦日を10月末とは特定されないとありましたが、初句の行事は10月です。現われが祭事か行事の現象かはっきりしないとありましたが、作者としては両方をと。
私の批評は的はずれでしたか。
ハロウィンが10月31日の行事と決まっているので、「10月」
は省略するのがあたりまえなら、単に「晦日」とも言う必要がないよう
に思うのですが。こまかいことですが。
Re: 11/8 題詠「便」、鑑賞&批評「現」
投稿日 | : 2018/11/09(Fri) 12:25 |
投稿者 | : フミコ |
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ひろゆきさんへ
鑑賞文が長すぎということなら...ということについて私の思いはこうです。
実は、私も長いほうなので、それは気に」しているところです。
要点だけを箇条書きのように纏めればいいのでしょうが、それはWEB歌会の記述の方でこころがけています。
web歌会の評は大体3行を目安とするようまもっています。
でも、ここ「たどたど」では、長文気味でもそれは書く人の個性の現れる部分として読んでたのしいし、勉強にもなるし、たどたどでは許されると」勝手にきめています。
長文気味連盟bQより
鑑賞&批評「現」
投稿日 | : 2018/11/09(Fri) 10:59 |
投稿者 | : ひろゆき |
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題詠「現」について
多くの方からの観賞・評についてありがとうございました。
フミコさん 物まね下手の語について抵抗ありと。
ひららさん 風刺をこめていると。
さららさん 物まね下手にもかかわらず流行とは の評がありました。
「物まね下手」という語についてはおっしゃる通りです。日本はあるいは日本人は物まね上手と言われながら外国の技術、製造物をまねて戦後復旧し、繁栄・経済大国として評価に至るまでになりました。(私見) ですから皮肉を込めたつもりでいます。
ひさおさん 晦日を10月末とは特定されないとありましたが、初句の行事は10月です。現われが祭事か行事の現象かはっきりしないとありましたが、作者としては両方をと。
たかしさん
襲うが突出している 晦日の祭事がこなれていないとご批評いただきました。前者は現実としてあつた事件、小さくはわが住む町…○○をくれないとプライバシーをばらす…のシュプレヒコール。小学生低学年が。確かに短歌語としての適否は検討する必要がありますねえ。晦日の祭事の語は国・地域の行事などで〇月第×日曜日などがあり、ハロウィン晦日と。
・たかしさんの歌について私の観賞・評中文に「考えもせず31音」と書き記しているのは私のことです。念のために。
・文章が長文過ぎるということであればご指摘ください。
Re: 11/8 題詠「便」、鑑賞&批評「現」
投稿日 | : 2018/11/08(Thu) 20:22 |
投稿者 | : ひらら |
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5.尖端は何処にありやなど思い「現代短歌新聞」を読む たかし
現代短歌新聞を読み短歌界の動向や傾向に アンテナを常に張ってられる作者。
きっと毎月 熟読されているのでしょう。
Re: 11/8 題詠「便」、鑑賞&批評「現」
投稿日 | : 2018/11/08(Thu) 20:05 |
投稿者 | : ひらら |
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4.連盟の会長当たり迷う吾に伊藤師ゆめに現れ諭す さらら
連盟の会長は大役。
受けるか受けまいか迷う私の背を伊藤雪雄先生が ゆめに現れて背を押して激励してくださった。決心が付いた。
Re: 11/8 題詠「便」、鑑賞&批評「現」
投稿日 | : 2018/11/08(Thu) 19:58 |
投稿者 | : たかし |
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「現」批評
1. 声がするよみがえりたるわれ現(うつつ)酸素テントに寄る顔おぼろ ひらら
手術を受けて麻酔から覚めてゆくときの状態、ただこの一首だけだと断片的な感じがする。前後の歌数首で連作となるといい一首だと思う。
2. ハロウィン物まね下手な日本に現れ襲う晦日の祭事 ひろゆき
何でもキリスト教国の真似をしたがる日本人、このハロウィンも今年は荒れていましたね。「襲う」が突出した感。「晦日の祭事」ちょっとこなれていない感。
3. 足音に水面揺らして現れる宮の鯉たちボスは10年 フミコ
人の足音がすると水面に現われるお宮さんの鯉、かわいいな。
少し物足りなさがある。
4. 連盟の会長当たり迷う吾に伊藤師ゆめに現れ諭す さらら
大津短歌連盟の会長に推挙されて迷っていた作者の夢に伊藤先生が現れた。
「諭す」会長を引き受けなさい。と言われたのか。
「当たり」でいいのか。宝くじみたいなので「に推され」などがいいのではないでしょうか。
5. 尖端は何処にありやなど思い「現代短歌新聞」を読む たかし
6. 月末の現状報告メールにて〉余白にきみの言葉足さぬか なか
作者は報告だけでは物足りない思いがあった。「足さぬか」=内心のつぶやきとして機能している。
7. 一合の晩酌にして効きたるや夢現なり秋の深まる ひさお
一合では物足りない思いで飲んでいたが、ふと気づくと夢うつつの状態。これは一合の晩酌が「効きたるや」と思っている。結句「秋の深まる」と転換、賛成です。
Re: 11/8 題詠「便」、鑑賞&批評「現」
投稿日 | : 2018/11/08(Thu) 17:04 |
投稿者 | : さらら |
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便りなど全く交わさぬ母子なり盆や正月は笑みて現る さらら
Re: 11/8 題詠「便」、鑑賞&批評「現」
投稿日 | : 2018/11/08(Thu) 16:20 |
投稿者 | : さらら |
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1. 声がするよみがえりたるわれ現(うつつ)酸素テントに寄る顔おぼろ ひらら
大手術のあとの忘れられない体験の歌 彼岸此岸を彷徨う作者 どこからともなく
声が聞こえてくる生きているのだ。心配して酸素テントに顔をぴたりと寄せる肉親の顔が
ぼんやりと見えてくる。
2. ハロウィン物まね下手な日本に現れ襲う晦日の祭事 ひろゆき
諸聖人の祝日の前夜10月31日に行われる祭り。スコットランド・アイルランドの
ケルト的伝統に起源を持つ収穫祭で 魔よけの意味を持つと辞書にある。
十月の末日のまつりが最近賑っている。物まね下手な日本と言い切る。
流行に順応する日本人の一面をキャッチされた。
3. 足音に水面揺らして現れる宮の鯉たちボスは10年 フミコ
人の動く気配に 即反応する宮の鯉たちが水面を揺らし現れる。
池の主のボスは10年も存在している作者の愛しい仲間である。
4. 連盟の会長当たり迷う吾に伊藤師ゆめに現れ諭す さらら
5. 尖端は何処にありやなど思い「現代短歌新聞」を読む たかし
突端はどこにと探求心を抱きつつ 短歌新聞を読み進む。
よき文章のご披露を期待しています。
6. 月末の現状報告メールにて〉余白にきみの言葉足さぬか なか
現状報告のメールの余白が気になる。歌人はメモ用紙にもすぐ歌など書きなぐる
習性 習癖がある。余白は何か一言記して欲しい。
7. 一合の晩酌にして効きたるや夢現なり秋の深まる ひさお
にして〜 であるのになお〜 1合のお酒の晩酌で気持ちも良くなり
秋の深まりも満喫している。ひとりの幸せな時間有難いこと。
Re: 11/8 題詠「便」、鑑賞&批評「現」
投稿日 | : 2018/11/08(Thu) 15:39 |
投稿者 | : ひらら |
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6.「月末の現状報告メールにて」余白に君の言葉足さぬか なか
あまりにも 事務的なメールにあきれているのでしょうか。一言添えてほしかったのかしら。
このメールに
社内用とすれば 公用なもので 私信的なひとことはないでしょう。
7.一合の晩酌にして効きたるや夢現なり秋が深まる ひさお
一合のお酒で夢現 うっとりとなるのはいいお酒なのでしょうか。普段はもう少し飲めるのに今夜は??なのでしようか。
結句の 秋深まる の おさめ方 技ありと思います。
作者の心がしのばれます。
フミコさんの批評鑑賞 秋の夜が長い がそうと思います。
Re: 11/8 題詠「便」、鑑賞&批評「現」
投稿日 | : 2018/11/08(Thu) 14:10 |
投稿者 | : ひらら |
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1.声がするよみがえりたるわれ現(うつつ)酸素テントに寄る顔おぼろ ひらら
2.ハロウィンの物まね下手な日本に現れ襲う晦日の祭事 ひろゆき
ハロウィンの祭り。西洋での本来の主旨が歪められているようなわが国の騒ぎようへ チクリと風刺を込めている。
3.足音に水面揺らして現れる宮の鯉たちボスは10年 フミコ
日吉神社の池と受け止めました。人によくなつき特に宮司さん一家には。
「水面揺らして」の表現に 日々よく可愛がってられることと 鯉の大きさ はねる水音までわかる臨場感がある。
Re: 11/8 題詠「便」、鑑賞&批評「現」
投稿日 | : 2018/11/08(Thu) 13:16 |
投稿者 | : フミコ |
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鑑賞&批評 「現」
1. 声がするよみがえりたるわれ現(うつつ)酸素テントに寄る顔おぼろ ひ
らら
全身麻酔か、重篤な全身症状のために意識が無く、呼吸も平安が保てないために酸素テントに入っていた作者。
醒め際の朦朧とした目に入って来た、酸素テントを透して自分を覗き込んで呼びかけて来る誰かの顔。
自分が覚醒したことを認識するまでの数秒の経過が冷静に詠われていると思います。顔がおぼろに見えたというのは酸素テントが呼吸熱で曇っているのかもしれないし、作者の意識がいまひとつ清明でないためかもしれないと思いました。
2. ハロウィン物まね下手な日本に現れ襲う晦日の祭事 ひろゆき
ハロウィンもすっかり日本の行事として定着した感があります。
ものまね下手な日本では今年、若者たちが烏合の衆と化して暴動もどきの騒ぎに発展した渋谷の事件をうたわれていると思いました。
時事を敏感に取り入れて詠まれるのはさすがだと思います。
物まね下手な日本…何か抵抗あるフレーズで気にはなります。
3. 足音に水面揺らして現れる宮の鯉たちボスは10年 フミコ
4. 連盟の会長当たり迷う吾に伊藤師ゆめに現れ諭す さらら
連盟の会長という大役が作者に当てられた。
力量を買われての当選でも受けるかどうか大いに迷う作者。
そこへ尊敬する伊藤先生が夢に現れて、皆の信頼を無駄にしてはいけないと諭された。有難い先生ですね。
5. 尖端は何処にありやなど思い「現代短歌新聞」を読む たかし
「現代短歌新聞」現代短歌の最先端はどのような動向なのか、短歌に関してあらゆる方向に張り巡らしたたアンテナ情報を自在に掌握されている作者らしいと歌だと思いました。
6. 月末の現状報告メールにて〉余白にきみの言葉足さぬか なか
月末の現況報告でしょうか、ぶっきらぼうなデータだけを受信した。
この部下は女性だとすると、なにか情緒がほしいなぁ。
男性だとすると敬意が足りないような。
ちょっと淋しい、作者の胸には隙間風が吹く。
7. 一合の晩酌にして効きたるや夢現なり秋の深まる ひさお
秋の宵、しみじみと晩酌一合。
本当はお酒に強い作者なのでしょう。
常になく一合で酔いがまわってきたのだろうか。
ゆめのなかのようでもあるし、ほわんほわんと更けてゆく自身。
秋も深まってきたなぁ。暮れたあとの夜はながいのである。