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1/31 題詠「雪」、鑑賞「英」
投稿日 | : 2019/01/25(Fri) 07:30 |
投稿者 | : フミコ |
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次回 H.31. 1.31 (木)
鑑賞&批評 「英」
題詠 「雪」
出題 ひさおさん
★ ★ ★ ★ ★
1/31 鑑賞&批評 「英」
1. 英会話独習せむとテープを聴くほどなく挫折古希の半ばに ひさお
2. 手に重き旧約聖書読破すと友の英知と英断羨し ひらら
3. 人間の様にも似たる英国はEU離脱の誇りに戸惑う ひろゆき
4. 初めての英語の授業誰も寝ずオウム返しに「あい あむ ふぁいん」フミコ
5. 機内食のビール ティーなど問わるれば ミイ トウ プリーズと英語で答う さらら
6. 寝そべりてしばし英気を養わんパソコン相手の将棋一局 たかし
7. 英が集まりて咲く歌壇には種という名の生きざま芽吹く なか
ことば
投稿日 | : 2019/02/01(Fri) 22:40 |
投稿者 | : ひろゆき |
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言葉は難しいですね。
ひさおさんへ 古希のとらえ方ですねぇ。私は満70歳になったその時点と
ずっと思っていました。もう一度杜甫の詩を読み返して考証してみます。
たかしさんへ
作詠という言葉は重ね語ですねぇ。詠だけで歌を読む・作るというこ
とが含まれているのですねぇ。以後気を付けます。ただ私が独自て作った言葉ではないと
思っていますのでちょっと調べてみます。悪しからずに。
Re: 1/31 題詠「雪」、鑑賞「英」
投稿日 | : 2019/02/01(Fri) 19:35 |
投稿者 | : ひさお |
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3.人間の様にも似たる英国はEU離脱の誇りに戸惑う ひろゆき
この作品を批評するにあたって、難しい問題(時事問題)を取り上
げたというだけでは、私は当然満足できない。表されている字句に
則りできるだけ作者の意図も慮りながら、曲がってはいない解釈を
しようと努めました
「人間の様にも似たる」ということについて、」作者は常に誇りを
持っていて、その誇りから抜け出せない人のことと説明されました。
それはそれでいいでしょう。しかし人間というのは誇り以外にも
いろんな場面に直面してしまいます。決断しなければならない時に
決断できないという人も多いと思います。ですから「人間の様」に
ついては読む人の解釈が多面的になってもいいのではないか。
「EU離脱の誇りに戸惑う」は作者の作歌意図を読んでも、理解力
の乏しい私には「そうか」と納得できません。
国民投票の結果僅差で離脱が決まったのですが、離脱には反対だ
ったメイ首相が、離脱交渉を主導し、国会の反対にもめげずなお
投げ出さないで頑張っておられるのは私には驚異的です。
Re: 1/31 題詠「雪」、鑑賞「英」
投稿日 | : 2019/02/01(Fri) 19:11 |
投稿者 | : ひさお |
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1. 英会話独習せむとテープを聴くほどなく挫折古希の半ばに ひさお
批評ありがとうございました。
詩情が乏しいということについては、私の短歌の全般的欠点なので、
甘んじて受けざるを得ません。これは少々努力しても改善できるもの
ではないとは思っています。
古希についおては70歳であり、70歳代ととらえたことはありません。
英会話独習の挫折にいたった期間は約1ケ月です。わりとねばった
のですが。
Re: 1/31 題詠「雪」、鑑賞「英」
投稿日 | : 2019/02/01(Fri) 18:42 |
投稿者 | : たかし |
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フミコさん、私の今度の歌(雪の)も同じように現在との引っ掛かりの無い過去を詠っています。
自分のことを棚に上げてのもの言いです。
ただ、題詠は「題」を読み込むという制約があるので、
こうしたこと(現在との関わりのない過去を詠うこと)も、大目に見るべきかと思うのですが、
つい、後先考えずに思ったことを言ってしまいます。
ひろゆきさん、コメントの中の「作詠」という言葉が気になります。
こんな言葉はないと私は思う。
「作歌」・・・・「歌を作る」
「詠歌」・・・・「歌を詠む」または「詠んだ歌」
こうした言葉はありますが、
「作詠」はおかしな言葉です。
「作る」と、「詠う」・・つまり詠うことを作る・・というような意味になります。
造語であるとしても、日本語的におかしい。
題詠「英」の作詠について
投稿日 | : 2019/02/01(Fri) 13:01 |
投稿者 | : ひろゆき |
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題詠「英」についていろいろ鑑賞と評をいただきありがとうございました。
短歌と関係ないことですが、今回の私の歌は英国がEUから脱退(国民投票結果51%と記憶)決定したことの回顧、そして、どのような離脱の仕方を取るかということに関心を持ち、かつ、離脱決定の締め切り日が3月29日と迫っていることもあります。
私の短歌中「様」を詠み手がどう読むかにもかかっているのも承知してのことでした。「よう」と読まれれば歌意は、短歌としては壊滅です。そのように読まれることも含めて。そのつもりで「さま・ざま」とルビをとも思いました。しかし、短歌は読み手を信頼してという基本があってつけませんでした。
なかさんは英国を太陽の沈まぬ国としてその誇りを持っていたが…とあり、いまはと。
ヨーロッパのキングであり、リーダーであり、女王を今も持っています。その事が英国の誇りでもあるわけです。EUに多くの国ギリシャなど経済的利便を図る国の加盟・参加してくる中での脱退です。
作詠の私の思いは「人間個々をとってみても誇らしさ」から抜け出せない人も見ます。個になったとき、いろいろな不自由がある、という人間模様に似て今の英国があると。合意離脱によっても経済成長率は2~6%減は確実に生じ、貿易関税問題(もろもろの論壇論説による)やかつての宗主国であった時代の歴史・国境管理などなど。
私は英国ももろもろの利害得失の検討を十分かさねて、じゃぁ国民投票をとなったようには思えません。時の首相の治政の在り方‥脱退しない‥を問うてのことで、離脱決定後辞任されました。
作詠のトータルとしての私の思いです。失礼の段お許しおきください。
Re: 1/31 題詠「雪」、鑑賞「英」
投稿日 | : 2019/02/01(Fri) 09:44 |
投稿者 | : フミコ |
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お読みいただきありがとうございました。
たかしさん・・・・ずいぶん昔の思い出であり、現在との引っかかりが何処にもないところが弱点なり。….
……自分でも確信がないままに、読まれるときの時間の隔たりが
はっきりしない歌を詠んで来ました。いいのかなぁ..という疑問が過る事はあるのですが、そこを填めるピースが思いつかないままに済ましてしまっている自覚はありました。取り組んでみます。
ひさおさん・・・・作者が英語の授業を受けたとも考えられるが、中学の英語の先生として授業をしたと解釈したい
作者は看護師の前に英語の先生だったのか。…
…..これは、作者の立場の解釈が分かれることをご指摘いただきました。
事実を言えばこの歌の場合、居眠りをしなかった生徒のひとりだったのですが、ひさおさんの解釈どおり眠らせなかった英語教師だとしても成り立つかと思いました。私のことを全く知らない方の鑑賞であればどちらでもいいのではないかしらと思います。
Re: 題詠「雪」訂正
詠草の訂正
Re: 1/31 題詠「雪」、鑑賞「英」
投稿日 | : 2019/01/31(Thu) 17:39 |
投稿者 | : ひらら |
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5.機内食のビール ティーなど問わるればミイトウ プリーズと英語で答う さらら
海外旅行 飛行機内での一コマ。
乗務員に英語で問われ サラリと英語で応じられている。
何度もの 海外旅行 もう慣れたものである。
「英語で答う」は 笑顔でとでもしたらどうかしら。
6.寝そべりてしばし英気を養わんパソコン相手の将棋一局 たかし
寝そべってパソコン相手に将棋をさている作者。
忙しい一日で ホットし 明日への英気を養う一時である。
至福の時間。
7.英が集まりて咲く歌壇には種という名の生きざま芽吹く なか
「英」は どう読む? 意味は?
はな はなふさ すぐれているひとなど。
英才優れている人びと(花)の集まりの歌壇には種という名の秀歌が生まれる 芽吹き育つと読みました。
むつかしいです。
Re: 1/31 題詠「雪」、鑑賞「英」
投稿日 | : 2019/01/31(Thu) 17:18 |
投稿者 | : ひらら |
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3.人間の様にも似たる英国はEU離脱の誇りに戸惑う ひろゆき
昨今のニュースで報じられている英国の様子。
イギリスのオロオロぶりを感じる。
他国の事とは思えずですが。
難しい素材に取り組んでられる。
4.初めての英語の授業誰も寝ずオウム返しに「あい あむ ふぁいん」 フミコ
初めての英語の授業を受けた日のことを思い出す。好奇心いっぱいで 誰一人居眠りなどしていなかった。
「オウム返し」で
先生と生徒の息づかい 教室の活気まで伝わる。
幼児期より英語教室に通う現代子にこの新鮮さよろこびはあるのだろうか。
Re: 1/31 題詠「雪」、鑑賞「英」
投稿日 | : 2019/01/31(Thu) 17:05 |
投稿者 | : ひらら |
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1.英会話独習せむとテープを聴くほどなく挫折古希の半ばに ひさお
古希 数え年の70になり英会話を習得しようとテープに耳を傾けしっかりと聴き独習したが間もなく挫折 くじけてしまった。
過去を振り返り苦笑いしている作者である。
2.手に重き旧約聖書読破すと友の英知と英断羨し ひらら
1/31 [
投稿日 | : 2019/01/31(Thu) 16:08 |
投稿者 | : たかし |
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1/31 鑑賞&批評 「英」
1. 英会話独習せむとテープを聴くほどなく挫折古希の半ばに ひさお
よくコマーシャルなどで「聴くだけで英会話がマスターできる…」というのがある。
やってみようか…と私も思ったことがある。
「ほどなく挫折」した。それが古希(七十歳)の半ばであった…
「そうか、やっぱりそんなに簡単じゃないのだな・・・」という感想をもった歌。
意味はよく分かる。詩情はどうか?こういった事に挑戦しようと思い立ったのが
古希であったというところに、ほんの少し詩情を感じる。
2. 手に重き旧約聖書読破すと友の英知と英断羨し ひらら
この歌も、困難なことがらに挑戦されている。それも結構高齢の方(友)らしい。
この歌は自分のことではなく、友のことを言っている。
その分、1の歌よりも更に詩情はほんの少し。
3. 人間の様にも似たる英国はEU離脱の誇りに戸惑う ひろゆき
英国のEU離脱の混乱はテレビのニュースや新聞で私も読んで、一体英国は何処へ向かおうとしているのだろうと、心配になっています。
この歌で私が分かりにくいと感じたのは「人間の様にも似たる」というところ。
国である英国が、一個の人間の様でもある・・・という。
これは、EUというグループ(団体、組織、仲間・・・)を抜けようとすることを指して、このように言ったのだと思うのだが、
「誇り」はそうすると、孤高の…、というような誇りであろうか。
そして作者はそれに共感しているのかというと、「戸惑う」と言っている。
どうもこの辺りで、作者がどういうことを言おうとしているのか、あいまいで分からなくなる。
いや、むしろ「戸惑う」と結ぶことにより、結論(自論)を言うことを避け、あいまいに結んでいるような気もする。
英国のEU離脱に対しての自分の意見をまず整理してから詠うべきと思う。
4. 初めての英語の授業誰も寝ずオウム返しに「あい あむ ふぁいん」フミコ
これは、私らの育った時代は中学になったときに初めて英語教育を受けた。
今もその特徴のあるT先生(寺のお坊さんだった)の口調を覚えています。
「誰も寝ず」に、みんなが初めての英語の授業に興味津々だったことがよく分かる。
「あい あむ ふぁいん」・・・「私は元気」が効いている。
ずいぶん昔の思い出であり、現在との引っかかりが何処にもないところが弱点なり。
5. 機内食のビール ティーなど問わるれば ミイ トウ プリーズと英語で答う さらら
これは隣の人などを見習っているのでしょうな。
英語の中では簡単な部類の言葉なので、作者はそんなに英語が得意ではないことが分かる。そうしたことが分かるのが、この歌の良さと言えば良さである。
6. 寝そべりてしばし英気を養わんパソコン相手の将棋一局 たかし
7. 英が集まりて咲く歌壇には種という名の生きざま芽吹く なか
この「英が集まりて」は、何と読むのだろうか。
英一字であれば「はなぶさ」と読むのやと思うが、
歌壇というものが英才の集まりであると作者は言いたいようである。
ほんまかいな。下句も「種」とか「生きざま」とか「芽吹く」とか、言語は明瞭だが、意味不明。
Re: 1/31 題詠「雪」、鑑賞「英」
Re: 1/31 題詠「雪」、鑑賞「英」
Re: 1/31 題詠「雪」、鑑賞「英」