2022.01.27（木）
題詠　　　　「花」　　　　　　　　　　　　
鑑賞＆批評　「歩」　　　　　　　　　　　　　　　　　　
出題当番　　 さららさん　　

１、無いといふことを日差しが暖める冬陽（ふゆひ）を湯浴みするごと歩む　　　ウプラ

２、這うて立ち二足歩行す八十年いまや会得す三足歩行も 　　フミコ

３、ギブス撫でギブスを叩き眼を瞑る試歩の目処なく回診おわる　　ひらら　　　（1970年）

４、核兵器禁止条約は核のなき地球をめざす確かな一歩　　ひさお

５、たたき台をまず作るべしそこからはコツコツコンコン一歩一歩　　たかし

６、潮騒のトンガの海辺を歩む黒人歯も足裏も白く際立つ　　　さらら

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たかしさん、気に留めていてくださってありがとうございます。
那珂太郎はとても面白い詩を書く詩人だとしか知らなかったけど、俳句もつくっていたんですね。

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刺身より山葵の香にこそそそらるれ
たかしさんありがとうございます。
有より無を好むということらしいですね。
この俳句の場合、山葵の香は見えないけれども、はっきりと五感に
捉えることができるので、分かり易いと思います。

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わが家は読売新聞ですが、そのコラムにこんなのが載っていました。
ウプラさんの歌の
無いといふことを日差しが暖める冬陽（ふゆひ）を湯浴みするごと歩む　　ウプラ

に、何かふと感じるものがありましたので・・・、
見当違いのような気もしつつ。

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ひさおさん、プリントなどされてはなりませぬ。
穴があったら入りたいです。
私が書いたような考え方があるのです。
それに、大して良い歌でもないし。

こちらこそありがとうございました

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ウプラさんへ
昨日の解説本当にありがとうございます。
普通の解説書では味わえない具体性や真実味があります。これは一過性の読み捨てにはできないので、プリントアウトして何回でも読むことができるようにしました。
愚問と捨て置かず相対していただき感謝します。

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ひさおさんへ
無いといふことを日差しが暖める冬陽（ふゆひ）を湯浴みするごと歩む　ウプラ　

「1句から３句までが、どのように4句以下にかかわるのか。」
4句・5句の感覚を理解していただけるなら、そういう状態の人の心、或いはそういう人の見ている情景と考えられませんか。

「作品全体の作者の意図は」・・
「無いといふこと」「冬陽」「暖める」には暖かいだけでなく、少し悲しさや寂しさがある（として）、そういう時間を歩いていたよ、ということかな。

上句と下句はややズレながら似たような状態、感覚を並列しているので、どんな感覚かは、「無いといふこと」「冬陽」「暖める」などの言葉から読者に想像してもらえたら、と思います。

私の歌は多く、作者がたった一つの正解を握っているわけではありません。作者が全てを支配するのではなく、読者が参加できる隙間のあるような歌にしたいのだと思います。「無いことがさばさばとして、冬の日差しが気持ちいい」と思う人がいるかもしれないですね。
それはそれで嬉しい。たかしさんの読みもアリだなぁと思います。

〇枯れ原に日差しを湯浴みするごとくたふれてゐたる大き自転車
〇無いといふことを日差しが暖めるいづこも遠く冬瓜を煮る
こんなふうにすればわかりやすいかな。
２首目はやっぱり同じかな。

あまりうまく説明できませんが、この辺で。

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無いといふことを日差しが暖める冬陽（ふゆひ）を湯浴みするごと歩む　ウプラ　

冬の日差しに暖められているような（慰められているような？）感覚、状態を「湯浴み」と表しました。
例えば、母のことなどを思いながら歩いているときとか。
思うことをうまく言い表せないこととか、いろいろありますね。
ウプラさん、作者の意図を述べていただきありがとうございます。
この作品の4句・5句はよく分かります。
1句から３句までが、どのように4句以下にかかわるのか。それが分からなかったし、今でもよく分かりません。
3句切れだと思うのですが。そこで私の思考力は途切れてしまいます。
作品全体の作者の意図を述べていただくとありがたいのですが。

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さららさん、詠草届きました。ありがとうございました。

フミコさん、「カギカッコ閉じ」のこと、了解しました。訂正のところで消えていたので訳ありかも、とお尋ねしました。


無いといふことを日差しが暖める冬陽（ふゆひ）を湯浴みするごと歩む　ウプラ　
皆さん、ご講評ありがとうございました。
冬の日差しに暖められているような（慰められているような？）感覚、状態を「湯浴み」と表しました。
例えば、母のことなどを思いながら歩いているときとか。
思うことをうまく言い表せないこととか、いろいろありますね。

いつものことながらわかりにくくてスンマセン。

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ウプラさんへ

ありがとうございます。
手間とらせてしまってごめんなさい。
「忙しき時が人生の花（華）ならむ」....カギかっこの閉じ位置はこれで正解です。

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一面の寒菜の花の中に立ち父のベレー帽被る墓標が浮かぶ

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フミコさん、気がつかなくてごめんなさい。

　　「忙しき時が人生の花（華）ならむ」寺門
　　の扁額吾も座右とす　　フミコ

現在フミコさんの詠草はこのようなっていますが、＜・・」＞（カギカッコの閉じ）の位置はこのままでいいですか。
時間はたっぷりあるので大丈夫です。訂正がありましたらお知らせください。

たかしさん、ありがとう〜。

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たかしさんへ

ご面倒かけました。
大遅刻なのに訂正していただき、ありがとうございました。

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フミコさん、訂正しておきます。

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ウプラさんへ

詠草の訂正依頼文を打ったのが、次回「たどたど」の掲示の後になってしまいました。
訂正依頼は撤回します。
ご迷惑でした、すみません。

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詠草の訂正、差し替え　お願いします。

掲出時間を過ぎていて申し訳ありません。
可能であればお願い致します。

　没,　「忙しき時が人生の花（華）ならむ」山門の扁額吾の座右とす　　フミコ

訂正後、「忙しき時が人生の花（華）ならむ寺門の扁額吾も座右とす　　フミコ　　

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