高市連黒人_高島の万葉歌碑
何處 吾将宿 高嶋乃 勝野原尓 此日暮去者
(いづくにかわれは宿らむ高島の勝野の原にこの日くれなば
(巻3-275)◇建立年月不明
◇高島小学校と中学校が並んでいるそばを北(山手)へ、関電の変電所の前に西を向いて立つ。
◇歌碑の傍に説明板がある。
【説明板】どこでわたしは宿ろうか、高島の原にこの日が暮れてしまったら
作者「黒人」は柿本人麻呂に同じく持統・文武朝(六八七~七〇七)に仕えた官人で宮廷歌人でもあった。 この歌は今からおよそ千三百年前に詠まれたものである。 旅の歌も多く残している。 大津から琵琶湖を舟で西岸沿いに北陸へ向かう途中、高島の勝野津で舟を下りた時の詠歌と思われる。 荒涼たる原野を日没を迎えて旅人の野宿の心細さ、辛さを詠んでいる。