滋賀県歌人協会ホームページ

タイトル賤ケ岳火花

短歌!賤ケ岳・滋賀県_中学生短歌コンクール

 無念!!中学生短歌コンクール「短歌!賤ヶ岳」一時休止のお知らせ

昨年「短歌!賤ヶ岳」と題して、協会として初の県内の中学生を対象にした短歌コンクールを実施しました。
滋賀県には103の中学校があり、その全てにお知らせを出し、応募を呼びかけました。
初めてのことであり、全く応募が無いという事態も充分に想定しておりましたが、三校の生徒さん、179名の方が作品を寄せてくださいました。
私たちは大喜びでした。貴重な一歩を踏み出すことが出来たと思いました。中学校と言えば先生方のとても多忙なこと、さまざまに聞いており、こうしたことに協力をいただけたことに感謝しかございませんでした。
関係者一同、このコンクールの毎年の継続を固く心に誓ったことは申すまでもありません。
高齢化の進む滋賀県の歌壇、歌人協会に、新たな芽を育てる第一歩となることと信じていました。

しかし、当協会を支える会員の高齢化による減少、長引いたコロナ禍も一因の、新規入会者の減少等により、協会の会計が逼迫し、協会そのものの存続が危ぶまれる状態となりました。
公的機関(県の教育委員会等)に澤、前川会長が赴いて支援を頼んだり、民間(平和堂等)の支援に問い合わせたり、また恥ずかしながら私も個人に寄付の呼びかけをしてみたりしました。
しかし、中学生短歌はまだ1年の実績しかなく、今のところどれも成果が上がっておりません。
こうした事情により、軌道に乗るかと思えた中学生短歌コンクールを休止することにいたしました。
まことに無念残念でありますが、今はまた、いつか復活させることを夢見て努力を続けてゆきたいと思うばかりです。
昨年、応募くださった生徒さんたち、今年も、と思っておられた先生方もおられるかも知れませんが、以上のような事情により、勝手ながら休止する次第です。どうぞご理解をお願いいたします。
また、道が開ければ再開したいと思っております。(西村)

             

第1回【短歌!賤ケ岳】中学生短歌コンクールの結果発表

入賞作品

選評

応募要項

令和4年の夏、初めての中学生のみなさんの短歌コンクールを開催しました。
滋賀県内には103校の中学校があります。その中から3校のみなさんが応募してくださり、当協会にとっての貴重な第一歩を踏み出すことが出来ました。応募してくださった生徒の皆さまに感謝しています。

滋賀県歌人協会 会長 澤 絢子
滋賀県は、最古の歌集「万葉集」から現在に至るまで、秀れた短歌や歌人・歌集等ゆかりの地で、また「小倉百人一首」にも県に関連する歌が多く収録され、県民にも広く親しまれています。しかし、現代は物質文明が発達して便利に暮らす反面、心のゆとりや居場所のなさを感じている人もいるのではないでしょうか。
短歌は、自分の思っていることや言いたいことを、三十一文字に託し表現するツールです。このツールを身に付けることで、目の前の現実世界をゆとりを持って見ることが出来、自分の存在を確信できる世界が開けるのではないかと思っています。
中学生の皆さまがこのような短歌の持っている力、その魅力に気づき、こころ豊かに生きてゆかれることを願い、今年度(令和4年)【短歌!賤ケ岳】という短歌作品コンクールを創設しました。湖国短歌界に若い芽を育て、みんなの明るい未来を期しての第一歩です。

応募要項(現在休止中です)

 

1,作品:自分が作った短歌で、今まで何処にも発表していないもの2首以内(1首または2首)
2,テーマ:自由
3,応募料:無料
4,応募期間:令和5年7月1日(土)~8月31日(木)
5,作品の送り方:(中学生の方に限ります)インターネットで「滋賀県歌人協会」のホームページの「投稿フォーム」からご投稿くださるか、 またはハガキ等、郵便での送付も受け付けます。
※学校単位で応募される場合(作品をとりまとめてくださる場合)は下記の問い合せ先までご連絡ください。
6,選者:当協会の選者=(澤絢子、今西早代子、前川登代子、木村光子、西村考史、宇野幸男、河分武士、宮本照男)
7,結果発表・表彰:10月上旬に、学校宛て、または個人宛てにお届けいたします。
※優秀作品の表彰:特選=7首、 入選=30首(応募数により増減あり)◆賞状を贈呈し、協会のホームページに掲載し、栄光を永く顕彰します。

連絡・問い合わせ先:〒520-0235大津市真野大野1-19-7 西村考史
℡077-573-1038