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1月23日・お題「浮遊」  鑑賞&批評「吉」
投稿日 : 2020/01/17(Fri) 07:45
投稿者 たかし
参照先
次回 2020.01.23(木)

 鑑賞&批評「吉」
 お題・・・「浮遊」
 出題・・ひろゆきさん

 ※  ※  ※  ※  ※
  詠草「吉」一覧

1、南座の吉例顔見世興行は京の歳末年中行事よ  ひさお

2、留袖の吉祥文様舅姑(ちちはは)の見立てとつたえ娘に譲る  ひらら

3、初詣で今年も息子らと御籤引くわれは大吉健やか祈る  さらら

4、子の名づけに新字のは使えない使えるは旧字の吉の文字のみ  たかし

5、大凶を引きしおみくじ枝に下げ吉を求めて足急ぐ人  ひろゆき

6、陀羅尼助買うて吉野は花の雨すずろ心に迷ひて行かな  ウプラ

7、君と吾(あ)のよはひゾロ目を吉として荒波分けてゆく舟ぞ寿(ほ)ぐ  蔦の道
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Re: 1月23日・お題「浮遊」  鑑賞&批評「吉」
投稿日 : 2020/01/30(Thu) 11:00
投稿者 蔦の道
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ウプラさん

邦画は全て見出し広告程度しか知らずその知識も断片だけです。
それを組み立てて間違いだらけの歌が出来上がる。
あかんね。
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Re: 1月23日・お題「浮遊」  鑑賞&批評「吉」
投稿日 : 2020/01/30(Thu) 01:39
投稿者 ウプラ
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蔦さん、
映画は観ましたが、「愛のコリーダ」は私の好みではありませんでした。
大島渚の他の作品もあまり好みません。もう少しソフトな方が好きです。
そういうことで、オヤスミナサイ。
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Re: 1月23日・お題「浮遊」  鑑賞&批評「吉」
投稿日 : 2020/01/29(Wed) 01:17
投稿者 ウプラ
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蔦さん、卵のこと覚えてない。兵隊さんたちが町を行進していたことと「ああ、いいよ」のほかはみんな忘れました。

子のためにひとりふたりと殺めたり 犬神松子、一族の長
悲しくておどろおどろしいなぁ、
作者名を見てクスッとしてしまいました。
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Re: 1月23日・お題「浮遊」  鑑賞&批評「吉」
投稿日 : 2020/01/28(Tue) 08:59
投稿者 蔦の道
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ウプラさん

大島渚の映画がすきとは相当です。
確か、ほとから卵を産むエピソードを昔読んだような?違った?
わたくし邦画は訳あって子供時代の時代劇しか見ずにきました。
洋画一点張りです。
辞書がないのは古語辞典。
大昔の国語辞典はありますが、老眼でもう字が読めません。
今の時代はネット辞典ですな。完ぺきではないがなんとか。

定と吉蔵の物語は単語と切り取ったエピソードしか知りませんが、創作物語にぴったりの題材として歌にしました。
私は気に入っています。

腰紐の赤が眩しい!吉蔵の脳裏をいのち灼き尽きてゆく
皺みゆき腐敗しゆくを帯に入れ蹌踉たりき定の素足は

露悪的じゃなあ、私は。
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Re: 1月23日・お題「浮遊」  鑑賞&批評「吉」
投稿日 : 2020/01/28(Tue) 01:18
投稿者 ウプラ
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えっ?偽善者って蔦さん自身のことなの?
えー、もうホンマに脳捻転起こしそうや、どこが偽善者だよ、辞書持っとらんやろ!(大笑)

そういえば今日、昔観た大島渚の映画を思い出した。その中で定が吉蔵の首に手をまわして「吉、絞めるぞ、いいか」って迫るんだよ。そうすると藤竜也の吉が、宵闇が喉に詰まったみたいな声で「ああ、いいよ」って答えるんだけど、大島渚はあのセリフを言わせたくてあの映画を撮ったんじゃないかと思った。
吉は死んだ。けど、定は出所後どこかの老人ホームで余生を終えたらしい。

さて、これ以上蔦さんの深みにはまらんうちに寝よっと。今日は笑わせてくれてありがとう!
ゆきさんも、原田喬、ありがとう!
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Re: 1月23日・お題「浮遊」  鑑賞&批評「吉」
投稿日 : 2020/01/27(Mon) 22:39
投稿者 蔦の道
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ウプラさん

違いますよ。偽善者とは私のことです。

俳句はよう分からんけど、子をすつる句はいいなあ。

どちらかと言うと子のために殺す奴が好き。

子のためにひとりふたりと殺めたり 犬神松子、一族の長
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Re: 1月23日・お題「浮遊」  鑑賞&批評「吉」
投稿日 : 2020/01/27(Mon) 21:10
投稿者 ゆき
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ウプラさん
舟虫のきらりきらりと子を捨つる 原田喬
でした。いい句ですね。
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Re: 1月23日・お題「浮遊」  鑑賞&批評「吉」
投稿日 : 2020/01/27(Mon) 19:51
投稿者 ウプラ
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蔦さん、物凄い歌だね。力あるなぁ。
私、偽善家って生まれて初めて言われたわ(笑)
エロスのある歌は好きやで。でも、吉蔵の歌は好きじゃなかった。仕方ないね、スマン。

舟虫のきらりきらりと子をすてる
これは好きな俳句、でも誰のか忘れてしまった。
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Re: 1月23日・お題「浮遊」  鑑賞&批評「吉」
投稿日 : 2020/01/27(Mon) 13:45
投稿者 蔦の道
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ウプラさん

偽善家じゃないかなあ?
でも、悪は美しいよね。
エロイのウプラさん嫌いみたいだけど、吉蔵の歌など私の中のエロスが詠わせるんよ。

解毒剤もたずに恋は堕ちるべし泥濘ふかく身は汚すべし
やはらかくなほ温かな迷宮の葩(はなびら)ほぐす夜のこゑはして
十悪の中なる口四(くし)のきらきらし竜舌蘭が吐き出せと言ふ

あーあ、吐き出せと言われています。私の中の歌たちが。私の中の悪が吐き出せというのです。

都都逸の天衣無縫さを私の歌にも降れかし。
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Re: 1月23日・お題「浮遊」  鑑賞&批評「吉」
投稿日 : 2020/01/27(Mon) 09:34
投稿者 ウプラ
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「エロじゃなくてエロスはどんな歌にも必要だなあと思っています。」
ほんまや・・・少なくともエロスのある歌は良い歌だと思う。
そして、私にとってそれは「エロス」と言っては言い過ぎになるかもしれない何かとして届くことが多い。例えば韻律として。例えば活き活きした感覚として。
蔦さんは偽悪家だね。
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Re: 1月23日・お題「浮遊」  鑑賞&批評「吉」
投稿日 : 2020/01/27(Mon) 00:34
投稿者 ウプラ
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蔦さんへ
「エロスはどんな歌にも必要だなあと思っています」
ほんまや。
蔦さんは偽悪家だね。
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Re: 1月23日・お題「浮遊」  鑑賞&批評「吉」
投稿日 : 2020/01/26(Sun) 13:10
投稿者 ひさお
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ウプラさんへ
陀羅尼助買うて吉野は花の雨すずろ心に迷ひて行かな  ウプラ
 
「買うて」は旧仮名遣いでは「買ひて」となるが、作者は柔らかな方言を活かすため
意識的に「買うて」としたのであろう。
音便のことを知らずに、批評してしまいました。音便について少し
学ばせていただきました。
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Re: 1月23日・お題「浮遊」  鑑賞&批評「吉」
投稿日 : 2020/01/26(Sun) 12:19
投稿者 蔦の道
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ウプラさん

エロの免疫ないんだなあ。

エロじゃなくてエロスはどんな歌にも必要だなあと思っています。
あまりというか、ほとんど現実は詠わないので、恋に恋する面があり、美しく昇華させるよりも、自虐的他虐的に詠う癖があります。

ウプラさんの出題の浮遊もそうどすえ。
どう解釈してくれるか楽しみにしています。
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Re: 1月23日・お題「浮遊」  鑑賞&批評「吉」
投稿日 : 2020/01/26(Sun) 11:47
投稿者 ウプラ
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蔦さん、こんちは。
「母の恋塚父の悔塚」についてありがとね〜。
〇君と吾(あ)のよはひゾロ目を吉として荒波分けてゆく舟ぞ寿(ほ)ぐ  蔦の道
この作品について私は、歌会を舟に見立ててと書きましたが、「君と吾」を舟に見立てて、の誤りでした。
そして、蔦さんはこれを恋の歌だと言うのですが、私の感じとしては、恋というよりお気に入りの同志の色彩が強いのです。この作品の蔦さんの言う「恋」とはどういうものですか。まあ、律に生命感が溢れているからそういう意味でエロスはあるね。(エロやないで)
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Re: 1月23日・お題「浮遊」  鑑賞&批評「吉」
投稿日 : 2020/01/26(Sun) 09:10
投稿者 蔦の道
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ウプラさんおはよう。

毎日寒いっす。
ほめ殺しっちやうねん。
「母の恋塚父の悔ひ塚」なんちゅう言葉はそんじょそこらでは出ません。
あたしは詠んだり解釈評論したりはさっぱりですが、「瞬間的に判断する力」は持っているつもりだす。
そのチカラがウプラさんただもんじゃねえと感じ取りましただ。
うっひゃあ~~。
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