令和六年度のこれからの予定 |
年刊歌集の作成年刊歌集「湖の風」作品募集■作品・十首:令和六年度中の作品(既発表可) |
◆10月10日(木)午前9時半に坂本の旧竹林院の駐車場に集合。
ガイドの方の説明を受けながら旧竹林院の庭園を見て回りました。二階に上がったのは初めてで、見下ろす庭園の光景はまた格別
その後、公人屋敷(くにんやしき)へと、日吉大社の広い参道でもある道路を坂の下の方へゆるゆると移動。各自、穴太積みの石垣を撫でながら…
ここでもガイドの方の説明が本格的でした。坂本という町の特殊性、常に延暦寺の影響があった。
昼近くなり、公人屋敷から、またゆるい長い坂道をだらだらと上がって芙蓉園へ。ここで昼食休憩。椅子に座ることが出来てみなホッとした顔
生湯葉を刺身のようにわさび醤油でいただく。あとは芙蓉園の庭園を巡ったり、のんびりするだけなのでくつろいだ雰囲気。
お世話いただいた小川さんありがとうございました。
◆9月28日(土)午後1時から令和6年度の秋期短歌大会を開催しました。
会場は彦根市の「東地区公民館」
■中村宣之事務局長の司会で始まり、前川会長の開会のあいさつの後、すぐに三班(三室)に別れての分科会を午後3時まで約1時間45分。
私(西村)の1班は9名で進行、歌の表現は各自微妙に違うことを楽しみ、読む方でも気づかされること多い分科会でした。
■午後3時10分に再度、大会議室に集まり表彰式。(写真撮影は河分武士)
式の終了後、受賞者が前に集まり写真撮影で終了解散。
最優秀の大会大賞には藪紅美子さんの「本堂の仏具磨きは一人減り香炉の位置のずれが気になる」でした。おめでとうございます
※(余談)彦根市内に入って感じたこと、いまや多くの街で減少一途の喫茶店が、彦根では元気で、あちこちに魅力的なカフェが目についた
そのひとつCOFFEE ATELIERというところへ入ってみた。雰囲気もコーヒーの味も大満足の域でした。
◆4月21日(日)午前10時から令和6年度の春期短歌大会を開催しました。
会場は草津市の「キラリエ草津」
■「年刊歌集(令和5年度版)」を読む会は、三班に別れて開催
午前中の10時から12時までの2時間を班ごとに各参加者のページをじっくりと読みました。
昼食後、午後の部開催。
■総会。司会は事務局の浦山増二さん、総会は議長に小川まち江さんを迎えて開催。
運営報告は会長の前川登代子さん、会計報告は藪紅美子さん。
■表彰式、優秀作品の表彰式、特選10首、入選10首。
受賞の各作品に選者が講評。
最優秀の知事賞には中村ケンジさんの「蝉の声蝉それぞれのフェルマータ程よく伸ばし程よく休む」でした。おめでとうございます
そのあと各選者賞の授与があり、無事に春期短歌大会を終了した。
◆10月3日(火)午後1時から令和5年度の吟行会を開催しました。
吟行会場は大津市南部の石山寺。
参加者(19名)集合。
心配した天候も晴れ過ぎず、暑すぎず、ちょうどよい感じの木漏れ日の石山寺でありました。
今回の吟行の世話係は中村宣之氏。その娘さんも参加され、華やかに、そして平均年齢がぐぐっと下がりました。
石山寺は山を登るかたちで堂塔があり、長い石段を上りながらその途中にある堂塔伽藍を、景色を楽しみながら拝観してゆきます。
紫式部で有名な石山寺であり、境内には何か紫色の幕とかも飾られているかと思っていたが、そんなことはなく深い木々のみどりとよく手入れされた生け垣のみどりが美しい空間。
山上の紫式部展のある建物(豊浄殿)に皆が入ったのは、山門をくぐってから約1時間くらい経っていたでしょうか。
わたしたち歌人協会の会員以外にも、首に袈裟を掛けた仏教関係と思われる団体客の方が多かった。
石山寺の門前、駐車場の辺りに不思議なモニュメントがある。「しじみ貝塚碑」と名づけられている。
これは縄文時代早期にこの辺りから住居跡や人骨、石器、骨角器、縄文土器などとともに発見された。それを記念して建てられたもの。
最後まで吟行を楽しんでいた前川会長が降りてきて門の前で挨拶し、解散となった。
◆9月24日(日)午後1時から令和5年度の秋期短歌大会を開催しました。
会場は彦根市東地区公民館
第一部は三つの班に別れての四年ぶりの分科会
これに約2時間という時間を使いました。充実した歌会が持てました。
その後、分科会の発表がそれぞれの担当者からあり、表彰式に移る。
特選8作品、入選17作品が表彰された。
最優秀の大会大賞には梶川孝子さんの「肩パットはずしてみればあの時代何を怒っていたのだろうか」でした。
そのあと選者賞の授与があり、無事に秋期短歌大会を終了した。
当日は秋晴れの好天で、彦根城の周辺は観光の人達がたくさん見えていた。
◆令和5年6月1日:春の会報が発行されました。
■第一面には、前川登代子新会長のあいさつ、春期短歌大会で特選に選ばれた10首等が掲載されています。
■第二面から三面には、入選作品14首。そして特選作品、入選作品に対する選者の作品評。
■第四面には各種のお知らせ、新事務局長の川﨑綾子のあいさつ。新幹事に山田静子・山本弘美の二人が就任。
その他、令和五年度の事業計画や、幹事の名簿、
秋期短歌大会の作品募集のお知らせ等。
会報担当は神谷琴美
昨年「短歌!賤ヶ岳」と題して、協会として初の県内の中学生を対象にした短歌コンクールを実施しました。
滋賀県には103の中学校があり、その全てにお知らせを出し、応募を呼びかけました。
初めてのことであり、全く応募が無いという事態も充分に想定しておりましたが、三校の生徒さん、179名の方が作品を寄せてくださいました。
私たちは大喜びでした。貴重な一歩を踏み出すことが出来たと思いました。中学校と言えば先生方のとても多忙なこと、さまざまに聞いており、こうしたことに協力をいただけたことに感謝しかございませんでした。
関係者一同、このコンクールの毎年の継続を固く心に誓ったことは申すまでもありません。
高齢化の進む滋賀県の歌壇、歌人協会に、新たな芽を育てる第一歩となることと信じていました。
しかし、当協会を支える会員の高齢化による減少、長引いたコロナ禍も一因の、新規入会者の減少等により、協会の会計が逼迫し、協会そのものの存続が危ぶまれる状態となりました。
公的機関(県の教育委員会等)に澤、前川会長が赴いて支援を頼んだり、民間(平和堂等)の支援に問い合わせたり、また恥ずかしながら私も個人に寄付の呼びかけをしてみたりしました。
しかし、中学生短歌はまだ1年の実績しかなく、今のところどれも成果が上がっておりません。
こうした事情により、軌道に乗るかと思えた中学生短歌コンクールを休止することにいたしました。
まことに無念残念でありますが、今はまた、いつか復活させることを夢見て努力を続けてゆきたいと思うばかりです。
昨年、応募くださった生徒さんたち、今年も、と思っておられた先生方もおられるかも知れませんが、以上のような事情により、勝手ながら休止する次第です。どうぞご理解をお願いいたします。
また、道が開ければ再開したいと思っております。(西村)
◆令和5年4月29日:午前10時より、キラリエ草津にて開催しました。
■第一部は総会:コロナ禍のため、3年間開催出来なかった総会、事業報告(今西早代子)・会計報告(藪紅美子)・次年度の事業案・次年度の会計案などを出席者の賛同を得て承認された。議長は小川まち江。
■第二部は表彰式:特選10首、入選14首、選者賞6を各受賞者に新年度の会長の前川登代子が授与。
午前のみの大会であったので、昼少し前に終了した。
◆知事賞(特選)は中村宣之さんの作品
○「もう」と「まだ」のことばを織れば毎日が市松模様に仕上がってゆく 中村宣之
◎11月1日、秋の会報を発行しました。
1面、澤会長のあいさつは今年もコロナ禍のため、春秋共に短歌大会を中止したこと。
しかし沖島への「日帰り吟行」や、若い芽を育てるための「短歌!賤ヶ岳」中学生短歌コンクールを実施したこと、等。
秋期短歌大会の特選8首と入選作品17首の紹介
2,3面、各選者による特選歌、入選歌の評。
4面、第1回「短歌!賤ヶ岳」中学生短歌コンクールの入賞作品を掲載
5面、永年協会のために力を尽くされ、今年逝去された木村光子先生の追悼特集。また会計監査等の役を協会で勤められた山中貞三氏への追悼
6面、吟行の写真や今後のお知らせ等
◎10月4日「日帰り吟行」。コロナ禍のため、3年間行なっていなかった吟行会を決行した。
目的地はびわ湖のなかにある人の住む島、沖島。
別ページで紹介しています。
日本で唯一淡水湖に浮かぶ有人島の沖島。船で約10分、周囲約7㎞、人口約240人の小さな島。住人のほとんどは漁師。
滋賀県民でも行ったことがない人が多い(と思う)。
◎9月19日に応募作品の選考会を実施、特選作品7首・入選作品23首を決定しました。
作品集・賞状等は10月11日に、応募いただいた各中学校へ無事届けました。入賞作品及び作品評はホームページにも掲載しています。
※なお、賤ヶ岳七本槍の関係の写真を長浜を拠点として活動されている「長浜武将隊 天下泰平」様よりお借りしています
◎9月19日(月・祭日)に予定していた秋期短歌大会(彦根東地区公民館)は、
コロナ感染増加のため、中止しました。
当日は幹事数名が集合し、中学生短歌コンクール「短歌!賤ヶ岳」の受賞作品の選考をしました。
また、既に決定していた秋期短歌大会の各受賞者への表彰状の発送の作業をしました。
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